最近読んだ本

33歳からのリーダーのルール

いま、ずいぶん前に買ったとあるビジネス書を読んでます。

 

小倉広 著 「33歳からのリーダーのルール」(明日香出版社)

 

これがまたものすごく面白い!

部下ができたけど、どうやって仕事を進めればいいかわからない、うまくいかない・・・そんな駆け出しリーダーに向けた、著者の実経験をふまえての血が通ったアドバイスやエールが、いっぱいに詰まった一冊です。

私も公式的な肩書や役職はないものの、少人数の部下がいる立場なので、この本に書いてあることはとても身にしみます。
印象に残った内容をちょっと紹介しましょう(原文を少し改編しています)

「べき論」で動かすのは最低のリーダーシップ
『給料をもらってるんだからやれよ!』という台詞を言ってはいけない。
部下が「やりたくない」気持ちを取り除くため、そして難しいことを部下ができるようにするために、リーダーという君がいる。
つまりMUSTではなく、WILLとCAN作りこそがリーダーの仕事である。

これ、私も駆け出しのときに何度かやって失敗しました(苦笑)

たとえば・・・私がある仕事の指示を部下に出したとき、作業の意義と手順を説明して、「わかりました」と部下が理解したことを確認しました。

ですが期限になってもその仕事がいっこうに終わらない様子。

どうしたのか尋ねると、「うーん、これをやる意味あるんですかね?」との返事が・・・。

なんで今頃そんな話を蒸し返して作業を止めてるんだ!? 締切があるんだよっ! とイラッときてしまった私は、上記のNGのセリフを言ってしまいました。

もちろん、部下はブスッとしてしまい、チームの雰囲気も効率もガタッとDOWNです。

 

部下との良い接し方は、その人のキャラクター、時と場合によっていろいろなので、「仕事なんだから甘えずやれ」とピシャリと言うほうがいいことももちろんあるでしょう。

しかし基本的姿勢としては、「MUSTではなくCAN、WILL創出」は極めて正しいと思います。
特に、信頼関係や共通認識がまだない新しい部下と仕事をするときには。

 

これからも、たまにはまじめに仕事に関する話や思いなどをメモしていきたいと思います。

 

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