新米パパの小さな発見手帳

新米パパ&電子技術者のネリノが、子育て、音楽、読書を中心に、日々の発見をつづるブログ。コメント大歓迎!

*

業界人はなぜ夜でも「おはようございます」なのか

      2014/06/04

私が小学生の頃、子ども向けの雑誌(小学●年生とか、そういうやつだったかなあ?)に、芸能界のお仕事に密着レポートする、というようなマンガが載っていました。

私はそこではじめて、いわゆる「業界用語」というものを知りました。

たとえば、「ケツカッチン=後の予定がカチカチにつまってる」 (どんだけ使うのか知らないけど) というのを聞いて、自分のお尻を触ってケツカッチン、ケツカッチン言ってふざけてたのを覚えてます(笑) ガキンチョですね。

 

さて、そのマンガでは、「芸能界では朝だけでなく、昼でも夜でもあいさつは『おはようございます』と言う」 ということが書かれていました。

それを見た私は、「え~~、なんだそれ!? 変なの!」 と大爆笑。なんでだろう、と不思議に思ったのをよ~く覚えています。

その長年の疑問に答える記事を見つけたので、紹介します:

【雑学キング!】特定の業界では、なぜ昼夜問わず「おはようございます」と言うの?

 

この記事では、マーケティングが専門で、業界用語にも詳しい東京経済大学の小木紀教授に、わざわざ質問しています。

小木紀教授によると、この習わしの起源は諸説あるものの、歌舞伎から来たものだという説が有力とのことです。

歌舞伎界では一日を通して公演が行われ、トリを務める座長は夕方近くに楽屋入りします。その際、下役の者が、『お早いおつきでございます』を省略して『お早うございます』と出迎えたのが始まりだと言われています (前述のWebより引用)

つまり歌舞伎の世界では、「おはようございます」は朝の挨拶の意味だけでなく、いたわりやねぎらいの意味もこめられているのですね。

これを受けて、芸能界でも「おはようございます」が使われるようになったのでは、とのことです。なるほど。

 

ただ、もう1つ、私が「なるほど」と思った理由があるので紹介します。

以前ブログではなくホームページをやっていたとき、掲示板などで交流していた主婦のAさんから聞いた話です。

Aさんの息子さんは大学生で、飲食店でアルバイトをしていました。その息子さんがAさんにバイト先のことを話す中で、こんな内容のやり取りがあったそうです。

息子 「うちの店では、出勤したときには、
夜でも『おはようございます』って言うんだよ」

Aさん 「なにそれ、芸能人みたい。変なの。
なんでそんなことするの?」

息子 「だって、『おはよう』だけは『ございます』が付いていて丁寧じゃん

これには「なるほど!」と思いました。

実は私も以前から漠然と思っていました。バイト先などの公の場で挨拶をするとき、「おはようございます」は何の違和感もなく言えるけど、「こんにちは」「こんばんは」はご近所や小中学校での挨拶みたいで違和感があるなあ、と。

だから、『ございます』が付いているから『おはようございます』を使うというAさんの息子さんの説には、すごく納得がいったのです。

「ございます」が付いていて丁寧だからこそ、その日初めて会った人との挨拶に向いている、という面があるのかもしれないですね。

 

それでは、そもそもなぜ「こんにちは」と「こんばんは」は、「ございます」のような明らかな敬語表現が無いのでしょうかね?

・・・言葉の起源というのは、たどりはじめるとキリが無いですね(笑)

 

 - ことば・語学