最近読んだ本

『誰も教えてくれない Facebook & Twitter 100のルール』 by 内藤みか

私は Facebook と Twitter をやってますけど、どうやって使ったら楽しく有効に使えるか、いまだによくわかりません(苦笑)

たまたま立ち寄った本屋でこの本を見かけて、つい買ってしまいました。かなり最近出た本です:

 

『誰も教えてくれない Facebook & Twitter 100のルール』
著者: 内藤みか
出版: 技術評論社
初版: 2013年2月1日

 

著者の内藤みかさんは、ケータイ小説をはじめとして80冊以上もの著作がある作家さんです。

自称「イケメン評論家」 (なんだそれ^^) でもあるそうです。非イケメンの私にとってはということになるでしょうか(笑)

 

さて、この本は機能を網羅して説明するものではなく、初心者が見落としがちな点、不安になりがちな点、陥りがちなワナに絞って丁寧にとりあげた、著者の顔が見える本になっています。

Facebook か Twitterの片方だけを取り上げた本や、細かな操作法について解説した本は、他にたくさん出ています。

でも、Facebook と Twitter の両方について、操作法というより活用のコツについて解説した本はあまり見かけません。その点、なかなかユニークな本だと思います。

本のタイトルにある 「誰も教えてくれない」 は言い過ぎ だと思いますが(笑)、それでも 私が知らなかった機能や使い方などがいくつか書いてあり、参考になりました。

 

少しだけ例をあげてみます:

 

・食べ物の情報は反応がいい
(私、食べ物のこと全く書いてなかったわ。笑)

・SNSに登録したプロフィールをもとに名刺を作れる

・全くのひとりごと(眠いとか)、他人のプライベートな情報は避ける。
多くの人に伝えたいことを書こう。

・自己紹介は書き過ぎないほうがいい。
趣味を書くにもある程度特定したほうが、「あの人は○○の人だ」
という感じで印象に残る。

・家族をほめるコメントはとても喜ばれる。
(よくわかります^^)

・コメントやフォローや「いいね!」がほしいなら、まず自分から
どんどんしてみること。

・製品の宣伝にSNSを使うとき、商品のでっかい画像や、自分が
商品を持ってる写真は好まれない。そういうときは、本の読者、
製品のユーザーが笑顔で本・製品をもっている写真を使わせて
もらうといい

・肖像権や著作権の侵害を防ぐため、有名人の顔写真を載せたい
ときは、当人の顔がアップになった本などのアフィリエイト画像を
使うのも手。(なるほど)

  ・SNSは親密性、親近感がポイント。だから顧客獲得をダイレクト
に狙うより、認知度アップをめざして使ったほうがいい。

 

続きは本でご覧くださいという感じなのですが^^   最後に、印象に残ったことをもう1つだけ。

Twitter や Facebook では、スマートホンのGPS機能と連動して、位置情報を添えて書き込みをできる機能があります。

この機能は、他人に具体的な場所を簡単に伝えられるとか、出先で思いがけない出会いが期待できるなど、便利で楽しい面ものですが、同時に危険な機能であるということが、この本で何か所かに書かれています。

私はこうした機能を使ったことがないのですが、「なるほど、気をつけなきゃな」と強く思いました。

たとえば、お店からコメントを付けているということは、その人が留守しているということを意味します。実際、書き込みを見て留守を知って空き巣に入るという犯罪があったのだそうです (犯人が家の場所を知っていないとできないことですが)

また、自宅でスマホから位置情報付きのコメントをすることで、自宅の場所が不特定多数の人にバレてしまうとか、店舗名まで具体的に指定するとよからぬ人やストーカーがやってくる危険性もあるとか・・・。

SNSは親密性の衣をまとっていますが、基本的には公開情報をやりとりするもの。プライベートな情報の開示には、よくよく注意したほうがいいのでしょうね。

(こういった内容は、ここで紹介した本 にも書いてありました)

 

というわけで、SNSに詳しい方にとっては必要ない本かもしれませんが、始めてはみたけれど「迷える子羊」状態だという人にとっては、面白い本じゃないかと思いますよ。

 

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