新米パパの小さな発見手帳

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横浜市が待機児童ゼロを発表・・・保育に民間活用は危険か

      2013/05/23

昨日からいろいろなところで報道されていますが、横浜市の保育園の待機児童数、つまり認可保育所に入れず順番待ちをしている乳幼児の数が、2013年4月入園分に関してゼロとなったことが発表されました。

2010年の横浜市は、公表されている待機児童の数が全国でワースト1という不名誉な状態でした。これは、そもそも横浜市の人口が多いから待機児童の総数も多かったという面があるので、人口対比で考えるとワースト1じゃない気がします。が、ともかく待機児童の総数が多かったわけです。

それを、新しく市長になった元ダイエー会長の林文子市長が、強力なリーダーシップで各種施策を打ち、たった3年で待機児童数をゼロまで持っていったのです。やればできるんですね(莫大な予算が必要でしたが・・・)

私はその横浜市の住人で、昨年から息子の太郎が認可保育所に入っています。この施策がなかったら、もしかすると奥さんは仕事を断念、家計も逼迫、・・・ということになっていたかもしれません。とてもありがたいことです。

 

どうやって待機児童ゼロを実現したかというと、いろいろあるようですが、一番大きなポイントは、保育所や付随するサービスへの民間の株式会社の参入を積極的に進めたことだとされています。

この施策に対しては、「利益を第一目的とする民間企業に保育を任せたら、保育の質や園児の安全がおそろかにされてしまう」という不安や批判を、以前からよく耳にします。また、そうした批判的な意見が根強いために、他の自治体で保育事業への民間活用が進まないこともあると聞きます。

確かに可能性としては、そうした利益優先でモラルが喪失するリスクは考えられますし、そうならないように行政もそれなりのチェック機能を果たしていくことが必要だと思います。ただ、実際そこまで問題視すべきなんでしょうか?

実はうちの太郎が通っている保育園も、まさに株式会社が運営主体となっているところです。保育士さんは市の職員ではなく、その会社に所属する従業員です。

私には、株式会社が保育園を運営するリスクについて一般的な論評はできませんが、あくまで自分の経験からひと言いいたいと思います。

 

株式会社が運営することで、特段不都合を感じたり不安を感じたりしたことはありません。目立ったトラブルも耳にしていません。保育園では、ちゃ~んとやるべき世話や注意をして頂けていると思っていて、たいへん信頼しています。

ただ、不満というほどでもないんですが、保育士さんたちがけっこうビジネスライクで事務的に対応されている印象があります。これについては、「民間だからなのかなあ」「もうちょっとおおらかに対応してもらえると嬉しいんだけど」と思うことはありますね。

たとえば・・・・小さい子どもなら、おなかや顔に1、2個吹き出物ができることくらい、しょっちゅうありますよね? でもその程度でも、お迎えのときに先生から

「こんなものができてるんですよ。お医者さんに診てもらうといいかもしれませんね」

と軽くプレッシャーをかけられるんですね^^;  それで、マニュアルになっているからなのか、同じことを吹き出物が治るまで毎日のように言われるんです。

あまり何度も言われると、なんだか「ちゃんと対応してくれない親だな」とでも言われている気がして、だんだん心理的にキツくなってきます^^; (きちんと対応している保育園を悪く言う意図はないんですけどね)

ちなみに、かかりつけの小児科の先生も、「ああ、あの保育園はけっこううるさいのよ。すぐ帰されるしねえ」と言っていたので、うちの園は他と比べても、リスクに対する慎重姿勢が強いんだと思います。

そういうわけで、あくまでうちの場合ですが、株式会社だからリスク管理をしっかりしてもらえないという心配はなくて、逆にリスク管理をしっかりされ過ぎていてしんどいくらいな状態です(笑)

最近は、やれモンスターペアレントだ、訴訟ごとだと、子ども関係の事業にまつわるリスクは、けっこう高いのではないかと思います。ですから、問題を起こしたら存亡に関わる株式会社のほうが、むしろリスク管理をきっちりやるという側面もあるのではないでしょうか。

自分の経験からすると、「民間は不安」の報道には少し違和感を感じます。

 

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