お出かけ

秋の親孝行富士旅行(1) 忍野八海の透明な水を堪能

突然ですが、10月18日(金)、19日(土)の2日間、富士山麓の山中湖周辺に旅行に行ってきました。

このブログをよく見てくださっている方は、「おいおい、9月に旅行に行ったばっかりだろ?」と思うかもしれませんね^^

今回の旅行は、10月に古稀(こき。70歳)を迎えた私の父親のお祝いのための旅行だったんですよ。

ちょうど今年、世界遺産に登録されて話題のエリアですし、日本一のおめでたい山なので長寿のお祝いにも最高だろうということで、この場所を選びました。

私たち家族と私の両親でにぎやかに出かけてきたので、例によって何回に分けて小出しに(笑) 旅行記を書きたいと思います。

 

さてさて、初日にまず足を運んだのは山中湖にほど近い観光地、「忍野八海(おしのはっかい)」です。もちろん、世界遺産構成資産に認定されています。

忍野八海というのは、富士山の湧水がわき出てできた8つの池の総称です。どれもかなり小さい池ですが、とにかく水の透明度が高くてスゴいと、友人におすすめされていたんです。

高速道路を使って、東富士五湖道路の山中湖インターでおりると、ほどなく目的地に到着。高速を使うと、横浜からでも1時間半ほどで着いてしまいます。意外と近いなあ、富士五湖って。

忍野八海は、1つの池だけ若干はなれた位置にあって、あとの7つは徒歩ですぐの距離に集まっています。その7つ池の周辺に、お土産物屋さんがずらっと並んでいます。

駐車場はたくさんあって、困ることはありません。たいていの駐車場はお土産屋さんが経営していて、そこで買い物をすればタダになるという仕組みです(でも買い物しなくても300円で停められる)

そこで、とあるお土産物屋さんの駐車場に車を停めました。このへんの駐車場や工事現場には、交通整理のためのカラーコーンが置いてあったりしますが、

131021_01

コーンも富士山仕様^^

ああ、 富士山に来たんだなあと実感しました。

 

 

さて、忍野八海の中心部には、ひときわ目立つ大きな池がありました。

131021_03

おお、これが忍野八海の1つか!

・・・と何も知らずに行った私たちは誤解してしまったんですが(というか、たいていの観光客はそう思うらしい^^)、実はこれは「八海」にはあたらないんですね。八海の池は、どれももっと小さいんです。

八海の写真は次回にゆずるとして・・・

この大きな池の中には、上の写真でわかるようにドーナツ型の「中池」とでもいうような場所があります。お土産物屋の中を通り抜けないと行けないあたり、しっかりしてるなあって感じでしたが^^

で、この中池はすごくて、水深が10mくらいあります。しかも、噂どおり水の透明度が半端ではない! 思わず吸い込まれてしまうかと思ったほどです。

下の方までずーーーっときれいに見通せて、浅いところから深いところまで何匹かの魚が散らばって泳いでいる様子がすべて見えます。

その水深10mのところの写真がコレです。

131021_11

 

透明度がさっぱりわからん!(苦笑)

 

家に帰って写真をチェックして、自分の写真の腕の悪さに愕然としましたね、わたしゃ。

素晴らしい透明度が伝えられず、非常~にもどかしいです!

 

池のまわりは、お土産物屋さんが何件か取り囲んでいて、とてもにぎやかです。

高速のインターから忍野八海までの道では車とほとんどすれ違わず、「あれ、今日は平日だし、もしかして観光客ってあんまり来てない?」と思ったんですが、まったくそんなことはなかったですね~

忍野村は、八海を中心に昔ながらの里山の雰囲気を残そうといろいろ努力しているようで、散歩をしていてもちょっと昔にタイムスリップしたような感覚が味わえます。

131021_09

 

いい感じに苔蒸した水車小屋があって、観光客が次々に写真を取っていました。小屋の中を覗いてみると・・・

131021_05

ちょっとわかりにくいですが、石臼に入ったそば粉を木でついていて、この木が水車の回転にあわせて上下に動くようになっていました。

ここで挽いたそば粉を、実際に池のほとりの食堂で出しているそうです。もっとも、ここで作れるそば粉なんて微々たる量でしょうから、出てくるそばの大半は別のところで作ってるんでしょうけどね^^

お昼はその食堂で、自慢のおそばと、炭火焼きの岩魚(いわな)、そして近くの売店で買った豆腐を頂きました。

131021_08

 

私は大の豆腐好きなんで、富士山のおいしい水で作ったこの豆腐には大満足。しかもトッピングしてくれた唐辛子味噌がまたおいしい。おもわず一人で2個食べてしまいました^^

 

さてさて、うちの太郎@2歳3カ月は、最近「富士山」という言葉を覚えました。

毎週スーパーでミネラルウォーターを買ってくるとき、「富士の天然水」みたいな2リットルのペットボトルをよく買ってくるんですが、パッケージに富士山の写真が載ってるんですね。

それを見て、「これが一番高いお山、富士山って言うんだよ」と教えたら、いつの間にか覚えたようなんです。

テレビや雑誌などに富士山が載っていると、必ず 「富士山のおやま!」(山がダブってますが。笑) と言って騒ぎます。

なので、ぜひとも富士山を太郎の目の前でどーんと見せてやりたいと思っていたんですが、この日はあいにくの天気で富士山は厚い雲に覆われていました。

131021_06

それでも午後になるとだんだん雲が切れてきて、ついに一瞬富士山の山頂が見えました!

131021_07

「ほら、太郎! 富士山のおやまだよ! すごいねー!」

と、つい興奮してしまう私たちオトナを尻目に、太郎はなんだか浮かない表情でぼーっと富士山を見てるんですよ。

察するに、太郎の知ってる富士山のお山は雪をかぶっているのに、この日の富士山は雪が無くのっぺりと単色だったので、いまいちピンと来なかったんじゃないかと(^^;

例年はそろそろ山頂付近に初冠雪があってもいい時期なんですが、今年はこの18日(金)の時点で初冠雪がまだだったんですね。

はしゃぐ太郎の姿を期待した私と奥さんとしては、ちょっぴり残念な気分。

 

というわけで、続きはまた次回。

 

PR

-お出かけ