新米パパの小さな発見手帳

新米パパ&電子技術者のネリノが、子育て、音楽、読書を中心に、日々の発見をつづるブログ。コメント大歓迎!

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華のウィーン(乗り継ぎ)紀行(2)

      2014/06/01

ウィーン乗り継ぎ紀行の続きです。

私がこの日泊まったホテルは、ウィーン西駅から徒歩1分(!)の真正面にある、ホテル・フュルステンホフというところです。

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このホテル、建物がけっこう古くて、設備も近代的なホテルに比べれば劣ります。今回は仕事での出張だから、もう少しビジネスホテル的な新しいところに泊まろうかなとも思いました。

でもこの「フュルステンホフ」は、ネット上の評判がすごく良かったんです。落ち着いた雰囲気で、駅近で良心的な価格、そして何よりスタッフの人がとっても温かいということでした。

そんなわけでこのホテルを予約したわけですが、結果として大正解でした!

古い住居用の建物をそのままホテルに改装したかのような感じがあって、ちょっぴり普通のオーストリア人の生活をしている感じを味わえました。ドイツなんかによくある「バウハウス」というタイプのアパートみたい。

1階のフロントは、使いこんだ木の本棚や家具が置いてあって、落ち着いたアットホームな雰囲気。そしてフロントのおじさまが「やあ、いらっしゃい!」みたいにとても温かく迎えてくれて、一瞬で旅の緊張感が解ける気分でした。

しかも「今日はラッキーな日ですよ~」 とか言って、1ランク上の部屋にアップグレードしてくれました!^^

階段のところにあるエレベーターは本当に年季が入っていて、昔のヨーロッパの映画に出てきそうな、引き戸を自分の手でガラガラとあけて乗り降りするタイプ。これまたとっても魅力的でした。

また来たときもここに泊まりたいな~と思うくらい、気に入っちゃいました。

 

さて、ホテル到着は6時ちょっと前だったんですが、オペラ開幕は7時! 時間がない!

ということで、最低限のメールチェックをして、スーツに着替えてあわただしくホテルを出発です。

ホテルの出口へ向かう通路をちらっと見ると、さすが音楽の都、主なコンサートホールやオペラハウスの毎日の公演プログラムが張り出してありました。

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会場へは、ウィーン西駅から地下鉄一本で行けます。

最寄り駅はその名もずばり、会場なの「フォルクスオーパー(Volksoper)」です。

ウィーンの地下鉄は車両がずいぶん縦長で、床が地面に近いのが面白かったです。東京の都電荒川線みたいな感じ? 当然ながら、ホームもすごく低いです。

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さて、駅から歩いて、いよいよ会場に到着。

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国立オペラ座は威厳のあるいかつい雰囲気でステキですが、フォルクスオパーのかわいらしい雰囲気もなかなか良いですね。

会場前にたむろしている人たちは、お年寄りばかりじゃなく、若い人たちもけっこういました。『魔笛』にはパパゲーノという コミカルな役回りの登場人物がいて、「ピロリロリッ♪」と特徴的な音の笛を吹くんですが、その音を口笛か何かで吹いている兄ちゃんもいて、「ムムッ、できる!」と思いました(笑)

 

初めてのオペラは、ばっちり楽しんできました。

実は始まった瞬間は、それまでの会場のザワザワに耳が慣れていたせいか、「楽器や歌声が意外と小さいなあ」と思いましたが、だんだんそんなことも気にならなくなり、歌手たちの熱演にひきこまれていきました。

このオペラの主人公はタミーノという王子なんですが、予習で見たDVDのタミーノは普通の体型の二枚目でした。一方、こちらのタミーノはだいぶ横幅の大きい三枚目(笑) 登場した瞬間「アレ?」と違和感を感じまくりでした(失礼) でも、さすがに声は素晴らしかったですよ~

ちなみにこの日もっとも多くの「ブラボー!」の歓声を浴びていたシーンは、やはりというか、この場面でした:

夜の女王が歌うアリアです! ほとんどの人が聴いたことがあるんじゃないかというほど有名な一節(2:30くらいから)がある曲ですね。人の声の限界を試すような高音が繰り返される超難曲。終わったあとは本当に大喝采でした。

こんなに有名な見せ場があるのに、夜の女王の登場シーンはすごく少ないんですよね~。しかも最後は不幸な目にあっちゃうし、ちとかわいそうですね(^^;

ここで、第1幕と第2幕の間の休憩時間に撮った写真を2枚。

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ロビー、めちゃ混みです。

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夜のフォルクスオーパーを外から撮りました。昼間とはまた違った雰囲気でいいでしょう?

 

ところで、オペラの初心者向けの解説を見ると、 「オペラのほとんどは海外の言葉(しかも英語以外)で歌われるので、日本国内のオペラの公演では、ステージ横のスクリーンに歌詞の日本語が表示される」といったことが書かれています。

『魔笛』は全編ドイツ語で演じられるので、きっとスクリーンに歌詞の英訳くらいは出てくるだろうと期待していました。しかし実際はそんな字幕はいっさいナシ! まあドイツ語が母国語の国だから当然といえば当然ですけどね。

事前にDVDで予習したといっても1回観ただけなので、全体のおおまかな流れはわかっていても、各場面のセリフの意味なぞ覚えていません。

『魔笛』は上演時間がとても長いし、歌の間のセリフも多いので、わからなイッヒ、困リンゲンってな感じですよ。途中のおだやかな曲ややりとりが続く部分では、意味がわからないこともあって一瞬眠くなってしまいました^^;

 

というわけで初めてのオペラ鑑賞記でした!

最後に、翌朝の写真を2枚紹介します。

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ホテルの朝食バイキング。食堂の雰囲気もアットホームでよかった。

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朝、ホテルのそばを散策。これぞヨーロッパ!って感じの石造りの街並み。

 

 

 

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