ついに開催、横浜マラソン!
マラソンがブームであると言われるようになって、ずいぶん経ちますよね。
いまや日本各地の大都市で「東京マラソンに続け!」とばかりにご当地フルマラソンが開催されています。
大阪、奈良、京都、神戸、名古屋、福岡、・・・本当にあちこちで、一般の人が参加できる大規模なフルマラソン大会が開かれてます。
そんな中、ついに私が住んでいる神奈川県横浜市が重い腰を上げ(??)、一般参加のフルマラソンを初開催することになりました。
横浜マラソン2015です!
そのエントリーが、きのう7月10日(木)からはじまったということで、さっそくエントリーしてみました。
かなり人気らしく、申し込み用のローソンのWebページにつながるまで、しばらく待たされました・・・(汗)
実は私、全然知らなかったんですが、「横浜マラソン」という名の市民マラソン大会は、これまで既に33回も開催されているんだそうです。
ただ、それらの大会は10kmやハーフ(21.0975km)のみで、フルマラソンの競技はありませんでした。参加者は毎年8000人前後だったみたいですから、かなり大規模な大会ですね。
そして2015年3月に開かれる次の大会は、一般参加の大会としては初のフルマラソン。そして参加者数は25,000人と、一気に3倍増!
イベントごとがあるととりあえず参加したくなる私としては(笑)、これは見逃せません。
ハーフマラソンの想い出
ちなみに、「そんなのにエントリーするということは、お前はマラソンが趣味なんだな」と思われるかもしれませんが、そういうわけではないです。
昔から、走るのは苦手なほうです。
もっと正確にいうと、スポーツ全般が苦手です(笑)
小学校のマラソン大会では、毎年下から1割くらいの順位に入ってましたね~。毎年苦痛だったなあ (^^;
ただ、社会人になってから友人に誘われて2回だけハーフマラソンを走ったことはあるんですよ。
いまでもよく覚えてるんですが、私が初めて走ったハーフマラソンは、神奈川の三浦半島で毎年行われる大会でした。2005年の大会です。
これに出たきっかけは、ぽっちゃり系の友人が会社の健康診断で引っかかり、医者から痩せるように言われたことなんですよ^^ 「こいつを痩せさせるために、3人でハーフマラソン出ようぜ!」と言い出した別の友人に誘われたというわけ。まあ、半ば冗談のノリだったんです。
でも、勢いで申し込んだあとになって「面倒なことになったな~」と後悔してました(^^;
なにせ私は、それまでに連続で走った距離がせいぜい3kmというありさま。運動をする習慣もまったく無し。そんな私には、21kmなどという距離は、果てしなく不可能な長さに思えたんです。
でも練習のために毎朝毎朝、少しずつ家のまわりを走り込みするうちに、だんだん苦しまずに走れる距離が明らかに伸びてくるのを実感するようになりました。
運動部に入った経験のない私にとって、こういう「自分の身体がだんだん言うことをきくようになってくる感覚」を味わうのは初めてだったんです。それがすごく新鮮で、快感で、いつしか「身体を動かすのもいいなあ」なんて思うようになりました。
そして本番の大会も予想以上に楽しかった!
車をシャットアウトした車道を、3000人ものランナーたちが一斉にだーーーっと走る光景は圧巻。参加者全員がかもし出すお祭り感と熱気にあてられて、自分でも思わなかったほどのパワーが出ました。
沿道からミカンやらチョコやらを差し入れしながら応援してくれる地元の人の様子も微笑ましかったし、丘あり海あり島ありのコースも楽しい。そんなわけで、2時間3分というまずまずのタイムで見事完走することができました。
このとき、思いましたね。「あ、マラソンって、楽しいかもしれない!」と。
とかいいながら、10年近くマラソンをやめてしまって今に至るわけですが(笑)、ちょうど地元でこういう大会があることをきっかけに、体力維持のためにも走ることを本格的に趣味にしてみてみようかな、なんて思っているところです。
横浜マラソンで一番楽しみなこと
この横浜マラソンのコースはどうなっているのか?
下のページに地図がアップされています。
http://www.yokohamamarathon.jp/2015/course/
みなとみらいから山下公園、本牧ふ頭に三渓園など、メジャーな場所の近くを通るなかなかいいコースです。しかもコースのほとんどが海沿い。気持ちよさそうです。
私がこのコースの中で一番注目しているのは、コースの一部がなんと首都高湾岸線の道路であること! 片側3車線で広々とした区間で、眼下には横浜の港湾地帯がぱーっと広がります。
高速を走れる大会なんて、ほかにありますかね? ないんじゃないですか?
普段はパンクや事故でもない限り歩けない場所を、自分の足で走れるなんて。比較的交通量の少ない区間だからこそできたんでしょうけど、これはすごいぞ!
本当はベイブリッジを疾走してみたいところですが、さすがにあそこは交通量が多い区間になっちゃうんで無理だったみたいです^^;
というわけで私は今日大会にエントリーをしたわけですが、本当に参加できるかどうかは抽選になります。
倍率がどれくらいになるかわかりませんけど、東京マラソンが毎年9倍くらいの倍率になっているところを見ると、相当狭き門になるんじゃないでしょうかね。
ただ、25000人の参加者のうち2000人は横浜市民専用の地元枠になっています(全然足りないでしょうけど)。また、これに落ちても、19000人の一般参加枠で拾ってもらえる可能性があります。
この地元優待に望みを託して、当選者発表の8月14日を、楽しみに待ちたいと思います。
ちなみに落選したときのことも考えて、この3週間前に開かれる東京マラソンにもエントリーしちゃいます(両方当選したら、それはそれで困るけど)