シーパラダイス日記の最終回です。
今回は残る2つのエリア、「うみファーム」と「ふれあいラグーン」編です。
ここ「うみファーム」は、まさに「ふれあい牧場」の海バージョンという感じ。2013年にオープンしたばかりの新しいコーナーだそうです。
水族館よりも身近な生き物たちを近くで見ることができて、珍しい魚を観察する水族館とはまた違った楽しさを味わえます。
入り口のそばにはたくさんの「生けす」があって、そこで飼われているアジなどの魚を釣ることができます。道具も全部借りられるので手ぶらで行ってOK! けっこう賑わってましたよ。
面白いのは、ここで釣ったばかりの魚をフライなどのかたちに調理してくれるコーナーがあること。自分で釣った魚をその場で食べるというのは、特に子どもにとって嬉しいでしょうね。
でも今回、我が家では釣りをしませんでした。うちの子はじっとしていることが大嫌いな年頃(性格?)なので ・・・(^^;
そんなわけで釣りをスキップして、軽くゆらゆら揺れる桟橋を歩いていくと、魚のエサやりコーナー発見。
何の魚が飼われていたのか知りませんが(アジ?)、とにかく魚たちが元気で反応がいい!
池にいるコイよりもずっと食いつきがいいので、太郎も面白がって熱心にエサを投げこんでましたね~。
最初は小さいエサを律儀に1粒ずつ入れてましたが、最後は面倒になったのか、残り全部ザザーーーっと・・・(- -;
こいつらは離れた場所にエサを投げ込んでも、その方向にものすごいスピードで移動していきます。
イジワルな私は左にポーン、右にポーンと、魚たちをあちこち振り回して楽しみました(笑)
うみファームには小さい船がとまってます。
だけど、怖がりなうちの太郎は案の定、「やだ! 乗らない!!」と必死に抵抗。
「大丈夫、動かないから」と言って船に乗せようとするんですが「やーめーーてーー!」と
人聞きの悪い叫び声をあげ始めました。
この、新しいものに関しては必ず拒否する性格、なんとかならないかなあ (^^;
でも、「じゃあ、あっち行こう」と言って船から立ち去ろうとすると「・・・乗ってみる」とポツリ(笑)
この船は、階段をおりて水面より下にいくと、ガラスの窓から外の海が見えるようになってるんです。
太郎は、他の男の子たちが階段を上ったり下りたりして楽しそうに遊んでるのを見てテンションが上がったらしく、船の中をあちこち歩き回って「なんか楽しくなってきた~!」「まだ降りない!」などと言い始めました
やれやれ (^^;
子どもっていうのは、何かのきっかけで嫌いだったり怖かったりするものをスルッと克服してしまうものですね。
そして太郎がうみファームの中で一番エキサイトしたのは、こちら。
くらげ獲りです(笑)
柵に「ひしゃく」が結わえつけられていて、それで近くに漂ってきたくらげをすくうことができるというコーナー。
ほかの男の子や女の子と入り乱れて「あっちにもいた!」「おじさん、あれとって!!」などと大騒ぎになっちゃいました。
さてさて、だいぶ日が暮れてきてしまいましたが、最後の「ふれあいラグーン」へ。
ここではペンギン、白イルカなどに撫でたり、浅瀬の生き物を触ったりして遊べます。シーパラのシンボルのセイウチくんやアザラシたちはこのエリアにいます。
アザラシの水槽の中には人が入れる部屋があって、円筒を縦にしたようなトンネルがありました。ここの中をアザラシたちがたまにスイスイと泳いで通り抜けていくというわけです。
ただ、太郎にとっては 向こう側にいる人がビヨーンと太って見えることのほうが面白かったみたいです(笑)
ここに着いたときは、ちょうどペンギンのショーをやっていました。
終わった後、カートに乗ったペンギンがみんなのところに回って来てくれて、なでなですることができます。カメラマンに写真を撮ってもらうこともできます。
ペンギンは、まったく怖がらずになでなでしてました。
怖がりの太郎ですが、うちの奥さんが「気持ち悪い」といって嫌がるナマコやヒトデは、何のためらいもなく握ってましたね~。
白イルカは怖がってダメでした。太郎は大きいものが怖いのかも。
というわけで、外が暗くなるまで思った以上に長井して、満喫してしまいました。
子どもとシーパラへ行くなら、アクアミュージアム(メインの水族館)だけじゃなくて、こういうふれあいコーナーにも行ってみるといいと思いますよ。