新米パパの小さな発見手帳

新米パパ&電子技術者のネリノが、子育て、音楽、読書を中心に、日々の発見をつづるブログ。コメント大歓迎!

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今ごろになって『進撃の巨人』ブームがやってきた

      2015/06/25

半年だったと思いますが、あの一大ブームを巻き起こしたマンガ『進撃の巨人』の第1巻が、Amazon.co.jp の電子書籍(kindle本)で期間限定で無料になっていたことがあります。

私は普段マンガを全然読まないんですが、『進撃の巨人』の話はネットやテレビでしょっちゅう耳にして気になっていたので、無料版をダウンロードして読んでみました。

 

『進撃の巨人』(1巻)
著者: 諌山創
出版: 講談社

 

ストーリー

今を遡ること100年前、突如この世界に正体不明の「巨人」たちが現れ、人間たちを捕食し始めた。生き残った人類は、巨人の脅威から逃れるため、50mにもおよぶ高さの壁を三重に築き、その中にこもって生活をするようになる。

そのまま100年の時が過ぎ、人類は壁の中でそれなりに平和な生活を送るようになった。そして、いつしか巨人の脅威を忘れてしまう・・・。

そんなある日、突如として壁よりも巨大な巨人があらわれ、壁が破られてしまった。壁の内側に侵入した巨人たちによって、再び生存領域を浸食されはじめた人類。

多くの人々が諦めと現実逃避に向かう中で、なお巨人への抵抗をやめない人間たちがいた。彼らは莫大な犠牲を払いながらも、反撃の道を探っていく・・・

 

「みんなやたらと騒いでるけど、どうせたいしたことないんだろ?」などと、いつもながら斜に構えて読んでみた(性格悪いな~。笑)この本ですが、

実際に読んでみたところ、これがものすごく面白かった!

新人マンガ家である諌山氏の、荒削りながら迫力ある絵に圧倒され、巨人に追いつめられる人類という衝撃的な世界観に引き込まれました。

それで1巻の最期がまた実に衝撃的なところで終わっちゃうんですよね。ネタバレ予防のために書きませんが、ほんとに「ええ~~!?」っていう感じでね(笑)

確かによく言われるように絵はヘタだし周囲がもてはやし過ぎな感じがするけど、物語の導入部の面白さは抜群で、「そりゃ売れるわ。すごい作家が出てきたもんだ」と素直に思ってしまいました。

 

というわけで「2巻から先も読みたい! でも最新刊まで全部買って7000円は高いなあ・・・」などと迷っているうちに、Amazonから思いもよらぬ朗報がありました。

今年の5月末の3日間くらい限定で、突如、Amazonの電子書籍の期間限定セールをやったんです。このセールというのがすさまじくて、対象商品が50%ポイント還元だったんですよ。

50%ですよ? 実質半額ってことです(※もらったポイントはAmazonでしか使えません)

消費者としては嬉しいけど、ここまであからさまなダンピング販売をするなんて恐ろしい会社だなあとも思っちゃいましたよ。

それはさておき、お目当ての進撃の巨人も、最新刊である16巻まで含めてすべて50%還元ということがわかったので、ついつい全巻大人買いしてしまいました。

 

今日の時点ではまだ10巻までしか読んでないんですが、感想を一言でいいます。

 

10巻までずっと、面白すぎです!!

 

2巻以降で失速するんじゃないかという不安があったんですが、全編に漂う迫力とテンションの高さ、息つく間もなく次々におそいかかる脅威とピンチ、そして巧妙に張り巡らされた伏線とその回収の鮮やかさ・・・こうした魅力は、10巻までまったく衰えてません。

連載を長引かせるために無意味にバトルシーンを引き延ばすような時間稼ぎ感もなく、間延びしてダレることもない。とにかく読んでいる間ずっと、先が気になり続けます。

作者は、決して作り上げられた一発屋ではないことがいよいよハッキリしました。

人生でこんなにハマったマンガはないかも。世間から2~3年遅れて、とうとう私のもとにも進撃の巨人ブームがやってまいりました^^

 

本筋の物語の面白さに加えて 印象的だったのは、圧倒的な脅威におそわれた人間集団の心理や行動が、実に鋭く描写されている点です。

たとえば、命を懸けて壁の外に出て、巨人の秘密を暴こうと奮闘する「調査兵団」に対して、「壁の中にいれば安全なのに、無駄に金と命を捨てやがって」と冷めた目で批判する民衆。

兵士として優秀なものほど巨人と接するおそれのない「憲兵団」に入っていき、彼らの力が最も活かせる「調査兵団」は徹底的に避けられるという不条理。

食料不足から、人間どうしが殺し合いを始めるかもしれないという醜い状況。

そこまで踏み込んで世界観を作り上げてしまう作者の手腕に脱帽です。

 

ともかく、気になってるけど読んだことがないという人は、ぜひとも読むべき! 私も物語のさいごまで見届けるつもりです。

 

 

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