新米パパの小さな発見手帳

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あまり心理学っぽくない本だけど、意外とおもしろい
『子育ては心理学でラクになる』 by DaiGo

      2015/08/26

先日、Amazon の電子書籍の「日替わりセール」で、気になる書籍が対象になっていたので、つい買ってしまいました。

 

『子育ては心理学でラクになる』
著者: DaiGo
出版社: 主婦と生活社

 

私は子育て真っ最中ということもあって、育児に関する本がセールになっていると、たまに買って読んだりすることがあります(セール本だけかい!) 自分の育児のヒントを真剣に探して読んでいるというよりは、自分と似た境遇の人の「エッセイ」として楽しんでるっていうスタンスなんですけどね。

さて、今回どうしてこの本を手に取ったかと言うと、前々からテレビで見かけて気になっていた「メンタリスト」を自称するマジシャン、DaiGo氏の本だからです。

ご存じの方が多いと思いますが、DaiGo氏は一時期テレビのバラエティ番組などで引っ張りだこだった人で、「相手の心理を読み取っているかのように見えるマジック」を「メンタリズム」と称して披露することで、かなりの人気を博しました。

私はそんなDaiGo氏の活躍を観て、「要するに手品でしょ? それを『メンタリズム』だなんて名づけて、ズルいなあ」くらいに、冷めた感想を持ってました(笑)

とはいえ、「人の心理を読み解いている」かのように見せる自己演出やマジックの解説などは確かになかなか巧みで、一度彼の主張する『メンタリズム』とやらについてちゃんと話を聞いてみたいなあと思ってたんです。

 

さて、この本を読むにあたって気になったことが2つあります。

それは、DaiGo氏に子育ての経験がないこと。子育てという全く理屈どおりにいかないテーマについて、果たして納得する何かを伝えてくれるんでしょうか?

もう1つは彼が、卓越したマジシャンでありパフォーマーではあっても、心理学を専門的に学んだわけでないということ。本のタイトルで「心理学」を押してますが、彼は本当にそれについて語ってくれるんでしょうか?

 

さて、読んでみた感想ですが、そこそこ納得できる内容で面白かったです。

子育て経験のなさ、心理学の専門家でないという点から、どうしても書いてあることが表面的に感じられる部分はあります。それでも、子どもや親の心の動きをふまえたアドバイスはなかなか的を射たもので、「そうだよなあ」と再確認させられたことがいくつかありました。やっぱりDaiGo氏、プレゼンターとしての才能は素晴らしい。

私が印象に残ったのは、

「子どもに○○しなさい、××しちゃだめと言っても子どもは変わらない。それよりあるべき姿を親自身が実行して、子どもに見せることだ。人は周囲からものすごい影響を受けるものである。」

「子どもが望ましい行動を取ろうとするような環境整備をすること。そしてあとは待ってみるのが大事」

ということです。

実際に子どもと格闘している身としては、「そんなのわかってる。自分だってなるべく叱らずに済ませたいが、それは理想論だ。実際はそんなの難しいんだ」と言いたくなる気持ちもありますが、そんな親に対してDaiGo氏はなかなか手厳しいです。

「それは、親自身が『叱りつけちゃだめ』と思っているのに、それは自分には無理だと宣言しているようなものだ。親が自分でできないこと(『○○しない』と決めたことを、しないで通すこと)を子どもにやらせることができるのか?」

いやはや、おっしゃる通りです・・・^^ 結局、自分が思うような子育てができない原因を考えると、最後は親である自分自身に返ってきてしまうんですよね。

もちろん、「親が自分自身を変えよ。以上!」では単なる精神論になってしまいますが、この本の中では親が自分を変えるための具体的なヒントもいくつか書かれているので、参考になると思います。

 

私も「叱らずに背中で理想を示したい」「自分自身が人生を肯定的に楽しんでいる様子を見せたい」と頭では思っているんですよ。だけど、実際にできていないとういことを再確認させられましたねぇ・・・。

最近、私もかみさんも上の子(太郎・4歳)を叱ることがものすごく増えちゃった気がするんですよ。

私たちは、叱るときは感情的に頭ごなしに叱ったりせず、なるべく理由を添えるように努力しています(たまに頭ごなしになっちゃいますが^^;)

でも太郎としては、頭ごなしに叱られるにせよ、理屈をつけて指導されるにせよ、自分を否定されることはどっちにしろ面白くないようで、「はいそうですか」と素直に言うことをきくことはなかなか無いです。

最近は、叱っている私たちと同じ言葉を使って逆切れすることがしばしばあって、そういうときは思わず自分のしかり方を振り返って苦笑いさせられます(^^;

子育て未経験者に、自分の欠点を気づかされるのは癪ではありますが(笑)、DaiGo氏の言うことはごもっとも。自分の育児の方法・・・というより子どもと接する基本態度について、見直すきっかけをもらった感じです。

 

あんまりまとまりがありませんが、本書の感想はこんなところです。

 

 

最後にまったくの余談を1つ。

 

記事を書くにあたって、DaiGo氏のブログを初めて覗いてみたところ、こんな記事を見つけました:

2015年8月25日 大量の100kmマラソン完走お疲れ様でしたメッセージが来ている件

どういうことかと言うと・・・

8月22日・23日に日本テレビ系列で「24時間テレビ」が放送されました。そして、毎年恒例になっている「24時間マラソン」の今年のランナーは、ロックバンド「ブレイカーズ」のヴォーカルで、「うぃっしゅ!」の決め台詞で人気の DAIGO でした。

そう、この本の作者とはまったくの別人です。

ところが、メンタリストのDaiGo氏のことを マラソンを走ったDAIGOだと 勘違いした多くの人から、完走お祝いメッセージが殺到しているらしいです(笑)

皆さん、間違えないようにくれぐれもご注意を!^^

 

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