突然の話ですが、今週に2泊3日の海外出張に行ってきました。行先は中国の経済の中心である上海(シャンハイ)です!
中国に行くのは、今回の出張が初めてでした。私は中国語を少し勉強してたこともあって、すごく行ってみたかったんですよ~。
最近は、天津の工業地帯の大爆発事故があったり、株価の下落が報じられたり、9月3日に抗日戦争勝利70周年記念式典があったりと、あまりいいニュースを聞きませんが、まあそういうことは忘れてまっさらな気持ちで行ってきました。
今回は出張ということで、表面的にしか街を見られていないですが、仕事の合間を利用して行ける限りの観光地をまわってきたので(笑)、その様子を写真とともに紹介します。
まずは出張1日目、中国の陸地の上にさしかかったときの飛行機からの写真です。
きれいに四角く区切られた水田がずーーーと広がってます。向こうに見えるのは海岸線。やっぱり中国ってスケールが違うなあと感心。
私は今回の出張まで、上海の中心地というのはてっきり海沿いにあるものだと思い込んでました。だって、「上海」っていうぐらいですから!
だけど実際はちょっと違っていて、写真でよく見る川に面した市街地は、少し海から離れたところにあるんですね。すっかり騙されました。
上海には2つの国際空港、浦東(プートン)と虹橋(ホンチャオ)がありますが、私たちの便は市街地から遠いほうの浦東に着陸。ここから市街地へはタクシーで40分程度と、意外と遠いです。
さて、空港に着いたのは17時頃でしたが、中心街にタクシーで向かう途中でものすごい渋滞にはまってしまいました。
どうやら上海の中心部は、常にはげしい渋滞に悩まされているようです。この後も何回かタクシーに乗りましたが、市街地では必ず渋滞にはまって、信号が一回青になって赤に戻る間に車数台分しか進まず、ヤキモキすることが何度もありました。
よく「街中で耳にするクラクションの数と経済成長率は比例する」とまことしやかに言われますが、上海も例にもれず、あちこちでクラクションが鳴り響いてました。
前が使えてて動けないのに、いらだってるのか何だか知りませんがずっと「プーーーーーーーー!! ププププーーーー!!」とクラクションを鳴らし続ける困った車もたまにいます(笑)
また、車線を変更しようにも、となり車線のクルマは前のクルマとの間をぴたぴたに詰めて全然譲ってくれません。それでもタクシーの運ちゃんはそのわずかなすき間にススッと車をねじ込ませるんだから、大したもんです。
片側4車線とか5車線とかある高速道路でコレですよ? これを見ると、東京の渋滞が生易しく見えます。
空港からホテルに向かうまでの間、もうほんとにあちこちで新しいビルの建設が進んでいましたから、上海中心部の人口はさらに増えていくのでしょう。この渋滞、本気で何とかしないといけないんじゃないでしょうか。
私は初めての国に行くと、どこの車・ブランドのクルマが走ってるかを必ず見るんですが、ここは明らかにフォルクスワーゲンが最大シェアですね。タクシーもほぼすべてフォルクスワーゲンのサンタナ(セダン)かトゥーラン(ミニバン)。
ワーゲンが中国展開に成功しているという話は本当なんだなあと感じました。日本車は思った以上に少なかったっすね~。
日本ではあまり見ない外車も含め、本当にいろんなブランドのクルマが走っていて、街はさながらモーターショウという感じです。カーマニアの太郎(4歳)がこの風景を観たら、喜びそうです^^
ものすごく昔のボロボロのクルマも走ってるんじゃないかと思ってましたが、日本とほとんど変わらないくらい、新しい車ばかり走ってました。上海はもう東京と同じような立派な大都市です。
さてさて、出張2日目の朝は少し早起きして、ホテルのまわりをうろついてみました。
上海にも、日本ほどではありませんがコンビニがあります。その中で一番よく見かけたのが、こちら。
「全家」と書いてファミリーマートです。セブンイレブンは、見かけませんでした。へ~、ファミマ、意外と中国でがんばってたんだな~と感心。
ただ、コンビニ弁当はおいしくない・・・。特にサンドイッチは激マズ!(苦笑) 日本のコンビニがあれだけ安くておいしいものを売ってるのはスゴいことなんだと実感しました。
そういえば、これまで中国に行った人にお土産としてお菓子をもらったことが何回もありますが、おいしかったためしがありません。あれだけ豊かな食文化がある国のはずなのに、何故お土産物のお菓子をおいしく作れないのか、不思議です(^^;
もう少し街を歩いてみました。
生活感あふれる下町という感じの場所です。上海には近代的な高層ビルもたくさんあるんですが、その間にこういう雰囲気の場所がモザイク状に存在してるみたいです。私はこういう場所の方が好きですねぇ。
お店では、朝早くからあげ饅頭だとか、いろんなものを売ってましたが、時間が無かったのですべてパス。今度来たときは何か買って食べよう!
おおっと、出ました!
明らかにファミマをパクったコンビニ!
いいのか!?
さて、このあと仕事のために上海中心部の南京西路(ナンチンシールー)付近に行きました。
もうこのあたりは日本の大都市とまったく変わりません。町行く人の格好も、この界隈ではすごく洗練されてました。
今回の2泊3日の中国滞在中、意外なことに いわゆる物乞いの人には1回しか会いませんでした。その会った場所が、なんと写真にある南京西路沿い。それ以外は、駅前その他で一切そのような人を見かけませんでした。
こちらは中国の地下鉄。これも日本の地下鉄と同じような、清潔で安全な雰囲気。PASMOのようなチャージ式のIC乗車券もあります。英語アナウンスも完備で、すっかり近代的です。駅の造りや乗換の動線がはっきりしていてわかりやすいです。
日本と違うなあと思ったのは、改札口のゲートがバーを回す方式なのと、改札を入るときにかばんを空港にあるようなX線検査にかけないといけないことですかね~。
というわけで、上海のざっくりした風景を紹介しました。
次回は超有名な観光地である豫園と外灘の写真をお見せしますね。