新米パパの小さな発見手帳

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絶えない悲しみを笑い飛ばそう: 『楽しく暮らそう』by 思い出野郎Aチーム

   

最近ワタクシ、公私ともに結構たいへんな日々が続いております。

そんなことに負けず、楽しく暮らしてえなあ

・・・とまあ、かなり無理やりな導入ではありますが(笑)、今日は男性8人組のグループ 思い出野郎Aチーム の最新曲『楽しく暮らそう』を紹介しようと思います。

 

 

思い出野郎Aチームは、2009年に多摩美術大学で結成された8人組ソウルバンドです。

特攻野郎ではありません。

私が彼らを知ったのは実は今年に入ってからなんですが、実はもうすぐ結成10年になるんですね。

 

私が彼らのことを知ったときは、「思い出野郎」という言葉の響きから「きっと甘い歌声でスウィート&メロウな曲をやるバンドだろうな」と想像しました。

この「スウィート&メロウな曲をやる」という部分はまあ当たっているんですが、冒頭の「甘い歌声」というのがまったく間違っていました(笑)

ヴォーカルのマコイチこと高橋一さんの歌声は、お聴きの通りかなり特徴的なダミ声です。

聴いていると、いつの間にか「ウェヘン!」と咳払いをしたくなるほどです(ダミ声の皆さん、すいません^^;)

最初は特徴的な声に少し違和感をおぼえましたが、しばらく聴いてるとこれがなぜかすごく良くなってくるんですよね~。

バンドがかもし出している気さくなあんちゃん風の雰囲気にもピッタリ合っていて、美声すぎないことによって かえって素朴で率直な魅力が引き立ってます。

 

この歌のタイトルは「楽しく暮らそう」ですが、これは「嫌なことは忘れて面白おかしく暮らせばいいじゃん!」と言っているわけではないんですよね。

世知辛く 狭量な世の中の生きづらさを 正面から見すえている。そのうえで、「そんな中でも、 something good を見つけて、楽しく暮らそうよ!」と語りかけている。そんな歌だと思います。

歌詞の中に

「誰もがここに居ていいだろう」

「誰もが許し合えるだろう」

「少しは助け合えるだろう」

という表現があります。なんという包容力にあふれた言葉でしょうか!

これはマコイチの歌声だからこそ素直に伝えられるメッセージではないでしょうか。美声の歌手では、このシンプルな言葉にここまでの説得力を持たせられなかったのでは と思います。

 

「楽しく暮らそう」は同名のEP(ミニアルバム)に収録されています。他にも彼ららしい歌がたくさんつまっています。いわゆる普通の美声を求める向きにはおすすめしませんが、上のMVを見て気に入った方はぜひ他の曲も聴いてみてくださいね。

 

『楽しく暮らそう』
アーティスト: 思い出野郎Aチーム
レーベル: カクバリズム
リリース: 2018年9月5日

 

 

余談:

思い出野郎Aチームは、昨年(2017年)NHK Eテレの子ども向け教育バラエティー「シャキーン」に曲提供していたそうです(私は知らなかったけど)。

シャキーンは昔から、この記事のチャラン・ポ・ランタンのように、特徴的で良い音楽をやっている通好みのミュージシャンをガンガン起用してきてます。

矛盾する諺、どっちが正しいの!? 『住人十色』 from シャキーン!

思い出野郎にもシャキーンの手がすでに伸びていたと聴いて、シャキーンの鑑識眼(鑑識耳)の確かさに改めて感服しました。プロデューサーが音楽好きなんですかね?

今後も、シャキーンに取り上げられたミュージシャンには要注目ってことで(笑)

 

 

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