昨年(2018年)2月14日に 1st アルバム『RIRI』でメジャーデビューした、若干19歳のポップ/R&Dシンガー、RIRIを知ってますか?
音楽好きの間ではけっこう話題になっていたんですが、私は年末年始に初めてきちんと彼女の曲(アルバム『RIRI』)を聴いてみたので、ちょっと紹介しますね。
早速ですが、彼女の R&Dな魅力がいちばんよく表れていると思われる1曲、『That's My Baby』を聴いてみてください。
いや~、確かにカッコイイ!
若々しいキュートなパワーにあふれた、高音域までしなやかによく伸びる歌声がすばらしい。
しかも、JPOP臭がほとんど無い、アリアナ・グランデやケイティ・ペリーなんかが歌っていても不思議でないようなこの曲を、実にナチュラルに歌いこなしていることがすごいです。
ここまで自然に本場のR&D的なフロウ(歌い回し)を操るシンガーは、いままでの日本になかなかいなかったんじゃないでしょうか。逸材という噂は本当ですね。
なんでも彼女は、最初から世界を活躍の舞台にすることを望んで、16歳頃にアメリカのロサンゼルスで音楽活動を始めたんだそうです。肉体感覚として、向こうの音楽が身についてるのかもしれませんね。
アルバム『RIRI』はR&Bテイストが強いですが、ほかにもさまざまな魅力を持つ曲が並んでいます。
中でも私は、「周囲に笑われようとも、私は歌を歌って生きていきたい」と高らかに宣言するラストの『I Love to Sing』がお気に入りですね~
変に「あなたのために歌いたい」だとか言わずに、「私は歌いたい! 止められない!」とひたすら溢れる情熱を叫ぶさまは、逆に感動的です。なんか、中年の私が忘れかけてる何かを思い出させてもらえた感じがします(笑)
これからがとても楽しみなシンガーです。
ただ・・・
私がちょっと懸念してるのが、彼女が11月に早くも2ndアルバムを出したことです(そっちは聴いてませんけど)。
創作意欲やアイデアがあふれていてのことかもしれませんが、さすがに1年もたたずに2枚目を出すというのは、早過ぎやしませんか?
周囲のオトナが売り急いで、才能をつぶしたりしなければいいですけど (^^;