子育て

読書好きの子どもになってもらうには

本を読む気が起きないわが子

うちの太郎(小1)は、今のところ、文章を読むことがあまり好きじゃないみたいです。

文章を読むことはすべての学びの基本だと言われます。私もそう思うので、子どもたちにはぜひ本や文章を読むことが好きになってほしい(せめて苦に思わなくなってほしい)と思っています。

それで、うちには私や妻が買ってあげたり、おばあちゃんがプレゼンとしてくれたりした本(絵本や「かいけつゾロリ」)が何冊もあるんですが、

太郎はその本を どうしても自分で読もうとしてくれないんです。

たまに本を開いても、絵だけ眺めておしまい!

夜、テレビがついていないときとか、休日ヒマそうにしているときなんかに「一緒に本読もう」と誘っても、いつも「うーーーん」と気乗りしない返事が返ってきます。

それじゃあということで、寝るときに読み聞かせをすることにして、練習のため最初の2行だけでも太郎に読んでもらおうとささやかな工夫を試みるものの、それさえ気が乗らないようで「もう、お父さん読んでよ!」と言われることが多いです。

まだ文字を読むことにせいいっぱいで、読むという行為を面白いと実感できていないのかもしれません。

1年生は、まぁそんなものかもしれません。けれど私としては、低学年のうちに自分で本を読むような子になってほしいなあと思ってます。

 

読書する姿を子どもに見せよう

ところで、ある子育てに関する本にこんな主旨のことが書いてありました。

 

子どもに本を読む習慣をつけるには、まず親自身が日常的に本を読む姿を見せるべきだ

 

これは、まったくその通りだと思います。

本を読んだこともない親が「読書ははいいぞ~」と言っても、説得力がないですもんね。

そこで私自身はどうかなと振り返ってみると・・・

 

私はけっこうな活字大好き人間です。

年間にけっこうな量の本を読んでいますし、仕事に関係する技術論文を読んだりもしています。

もちろん、学校や通勤途中だけでなく、家でも読んでますから、子どもたちはその姿を自然と見ているはずです。

 

しかし最近、ふと気づきました。

 

そういえば最近の私、本も論文も ほとんどスマホやタブレット端末で読んでるな と。

 

うちの子どもたちはスマホやタブレットを、

ゲームや動画や写真や音楽を楽しむことにしか使ってません。

 

彼らは明らかに

スマホは遊び道具

としか認識してません。

 

したがって、私が熱心に電子書籍や論文を読んで

 

「子どもたちよ、この立派な父の姿を見るがいい! はっはっは!!」

 

と思っていても、

 

「お父さん、いつもゲームやってずるいな」

 

くらいにしか思ってないのではないか(笑)

 

こいつはいけない!!

 

・・・このことに気づいてからというもの、

私は子どもの前では意識的に紙の本を読むようになりましたとさ。

 

 

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