こんばんは、ネリノです。
突然ですが、JR名古屋駅には大きな高島屋があります。
その11階にはCD屋(新星堂)が入っていて、仕事で名古屋へ出張したりすると、ときどき帰りに立ち寄ってCDを物色してました。
しかし、先日名古屋に出張に行った帰りに高島屋の11階に行ってみたところ・・・・・・新星堂がなくなってました!
同じフロアの三省堂書店の一角に格安DVD売り場がありましたが、CDは見当たらず、以前の新星堂の場所は服の店か何かになっていました。
さらにさらに・・・最近うちのそばのショッピングモールの中に入っていたCD屋も売り場が縮小されました。
もともとそんなに豊富でない品ぞろえが、かなりさびしいことになっていました。音楽ファンとしてはとても残念です。
ニュースによると、この20年間で日本のCD販売店の店舗数は3分の1以下の約700店まで激減したとのことです。
これは日本レコード商業組合というものに加盟している店の数なので、非加盟店や中古CD店を入れた「CDを買える店」の総数はもう少し多いと思いますが、それでも700店とはすごく少ない印象を受けます。ひと県にたった15店前後しかない計算ですよ?
今や、Amazonなどのネット通販の増加、音楽配信によるCDという媒体自体の衰退の流れは決定的で、止めることができないでしょう。
私は古いタイプの音楽ファンで、CDを店で買うという音楽スタイルにいまだに魅力を感じてしまいます。
とは言え、私もCDはAmazonで買うことが大部分です。
なるべく近所のCD屋で顔が見える人から買ってあげたい、という気持ちはあるのですが、タワレコクラスの大型店でないと、欲しいCDが置いてない場合が多いんですよね。
今後、町の小さなCD屋・レコード屋は、基本的になくなる方向になるのではないか。そして大型店以外では、ジャンルを絞った専門的なお店、セレクトショップ的な発見がある店などだけが、生き残っていけるのではないか。そう思います。