昨日の台風はすごかったですね~。
私の会社も台風が来るから残業無しで帰れという指示が出て、昨日はいつもより少し早く帰りました。
我が家では窓も雨戸も全部厳重に締めていたのに、突風が吹くたびにどこかからすきま風がピューピュー入ってきました。
そのたびにドアなんかが揺れるんです。一体どこから入ってきたんだか。
うちのアパートもボロくなってきたんかな?(^^;
そして今朝の東京は、まさに「台風一過」という感じの晴天にめぐまれました。
空には台風の名残りの雲がちょこちょこ浮いていましたが、青空がとても高く、日差しもあったかい。空気の匂いはもう初夏です。
家から駅、駅から会社への道には、木の葉やら木の枝やらごみ箱のフタやらが派手に散乱してました。
被害にあった方には不謹慎な話ですが、子どもの頃の私は(今でもだけど)、台風がいろんな物をけちらしていった後の光景を眺めると、自然のすごさをつくづく実感して、ワクワクしたものです。
そんな、久々に朝から爽快な気分にひたれた一日でした。
こんな日にぴったりの、お気に入りの歌があるので紹介します。
私が愛するキリンジの「台風一過」です。
アルバム「Buoyancy」全曲紹介(You Tube)はこちら 台風一過は2分50秒くらいから。
※既に動画は削除されてしまったようです- -;
Buoyancyはキリンジの8枚目のアルバムで、「浮力」という意味です。
その名の通り、ふわふわした浮遊感のあるポップスが並んでいて、聞いていると現実から浮き上がっていくような心地よいトリップ感を感じます。
6曲目の「台風一過」は、まさに今朝のような光景を歌った曲です。
♪なぎ倒された木に片足をかけたら
村一番の勇者 化け物退治の図
ああ、こういう無邪気な感性で詞がかけるなんて、兄・高樹はやっぱり最高だなあ!
この歌は、台風が猛威をふるった翌日の風景を、わくわくしながら眺める子どもの視点で、みずみずしく描写しています。(歌詞全体はこちらから)
残響の多いサウンドも、台風一過の青空の高さや、非日常的な風景を目にした高揚感を、ピッタリと表現していると思います。
今朝の私の気分にあまりにマッチしたので、読んでる方の中でキリンジファンはほぼゼロだと思いながらも、この曲を紹介しました。
これからも、ちょくちょくキリンジ話におつきあいください(えー! 笑)
さて、九州の西には早くも次の台風5号が発生しています。
梅雨前線と合わさって、雨をたくさん降らせるタイプの台風になりそう。
みなさんも気をつけてください。
大した被害などなく、台風一過を気持ちよく迎えられるといいんですけどね。