1か月前になりますが、太郎の寝つきが悪いことを書きました。
そして、すやすや眠れるようになるためのトレーニングに関する本を紹介しました。
今日はその続報です。
本に書かれているトレーニングの内容が過激に感じたので、実際にやるべきかどうか、私たち夫婦はしばらく踏ん切りをつけられずにいました。
ですが、ともかく本に書かれている通りに一度やってみることにしました。
実施したのはブログ記事をかいたちょっと後の、7月の三連休です。
夜、寝る時間に、いつもはおっぱいをあげて添い寝・・・となるんですが、この日は絵本を読み終わった後に、そのまま太郎をふとんに寝かせると、私たち夫婦はとなりの部屋へ。
ドアを閉めると・・・もちろん太郎は大泣き。
きっと
「なんだよー! 放っておかないでよー!」
と言っているんでしょうね。
隣の部屋でそれを見守る(聴き守る?)私たち二人も、なんとも辛い気分。
でもそこは耐えて、様子見を続けました。
タイムリミットの3分が経っても結局泣きやまなかったので、私たちはいったん寝室に入って太郎を抱き上げました。
数分間あやして(その間も泣いてた気がしますが)、その後またふとんに戻して、また寝室を出ます。
次は5分間待ちます。
ここでも太郎は泣きやみません。
もう一度、あやしに入ります。また寝かせて外へ。
そして次は7分間・・・
・・・ここで太郎がふっと泣きやみました。
疲れたのか、眠気に負けたのか、これ以上泣いても無駄だと思ったのが、ともかくこの日はそのまま寝つきました。
本の中には、
「5回以上このサイクルを繰り返しても泣きやまない赤ちゃんもいます」
「中には泣き過ぎて吐く赤ちゃんもいますが、
その場合も後片付けをしたあとは、トレーニングを続行してください」
など、なかなか激しいエピソードが書いてあったので、「繊細な太郎ははたして本当に一人で寝てくれるだろうか」と不安だったんですが、意外となんとかなったのでホッと一息。
この日は、夜中に1回起きたか起きなかったか程度で、本当にぐっすり眠ってくれました。
その後も、連日同じような寝かせ方をしましたが、だんだん泣く時間が減っていき、1週間くらい経つと、1分くらいグズった後にスッと寝るようになりました。
また、当初心配したことですが、このトレーニングをしたことで翌日の太郎の機嫌が悪くなるということは特に起きていません。
確かにこのトレーニング、うちの子には効果があるようです!
おかげで、私たち夫婦の睡眠時間もきちんと確保できるようになり、やってみてよかったなと思いました。
育児と仕事で追われる夫婦にとって、夜ゆっくり眠れるというのは、何よりありがたいことです。
こうしたトレーニングに対して、「それは親の都合を優先したやり方だ。多少寝不足になっても、この時期は子どもにずっと付き添っているべきだ」という意見もあると思います。
ただ、子親が肉体的・精神的に安定していることは子育てにとって何より大事な前提条件だと思いますし、自力で睡眠のパターンをつかむのがどうしても難しい子もいると思います。
だからこうしたトレーニングは一つの手段として、前向きにとらえていいと思います。
さて、無事、自分一人で眠ることができるようになった太郎。
しかし、ちょっぴり気になることが2つあります。
1つ目ですが、夜に絵本を読み終わって団らんのひとときを過ごしたあと、「じゃあ、ねんねしようか!」「おやすみの時間だよ」と言うと、泣きだすようになりました (^^;
やっぱりひとりで寝られるようになりましたけど、それは寂しいみたいです。
(ちなみに「ねんね」とか「おやすみ」とかいう言葉を、ちゃんと理解していることにはビックリ)
それから2つ目ですが、一人で寝るとき、8割くらいの確率で太郎が自分のふとん以外の場所に移動するようになりました
寝かせた後、隣の部屋から耳をそばだてていると、「ドン、ドン」「バサッ」とかいう音がよく聞こえてくるんですが、どうやら太郎は寝がえりを打つかハイハイをするかして、移動しているみたいなんです。
太郎が寝静まってから寝室をのぞくと、
ある時は半分お母さんのふとんに顔をつっこんで真横になって寝ており、
またある時は私のふとんを占領していたりします(苦笑)
寂しさのあまり、お父さんお母さんの匂いを探して移動してしまったのかなぁ
そう思うと、やっぱりちょっと切なくなってしまいます。
はやく泣かずに自分のふとんで眠れるようになるといいね、太郎。