昨日、ゴキブリの話をしましたが、ついでに学生時代のゴキブリ屋敷の想い出話をもう1つ。
私が大学生のとき、ゴキブリ屋敷に引っ越してわずか数日後です。
目の端をサササーーーッと茶色い影が横切りました。
そう、ゴキブリの登場です。
「ウギャーーーー!」と思わず声を出してしまった私。
新生活に希望を持って引っ越してわずか数日です。
しかもまだ4月、ゴキブリシーズンにはまだ早すぎるだろ!
古い木造アパートは、こんなにゴキブリが出やすい場所だったとは。甘く見てました。
私はそれまで実家暮らしだったので、一人でゴキブリと戦ったことなんてありません。
引っ越したばかりなので、武器になるハエたたきも殺虫剤もまだ買ってません。
どうしようどうしよう・・・
そのとき私の頭に、どこかの雑学系テレビ番組で見た、こんな知識が思い浮かびました。
ゴキブリに粉の洗剤を振りかけると、イチコロにできる
そのテレビ番組によると、ゴキブリの身体には呼吸をするための穴が開いているのだそう。
そして、粉洗剤をぶっかけると、そこがふさがって窒息し、一瞬で死んでしまうのだとか。(注: 本当かどうかは知りませんけど)
もう、これしかない!
さいわい、洗濯用の粉洗剤はもう買ってありました。
そこで私はおもむろに粉洗剤の箱に手を突っ込むと、おそるおそるゴキに近づきました。
そして、
「うああああ!!!」
と悲鳴か気合いかわからない声を出して洗剤をゴキめがけて巻き散らしました!
しかし・・・量が少なかったのか、ゴキブリはそのままカサコソと冷蔵庫の陰へ(^^;
しばらくカサカサ音がしていましたが・・・結局取り逃がしました。
後に残されたのは、無残にも床に散らばった粉洗剤と、花咲かじいさんのように洗剤の箱に手をつっこんで立ちつくす私・・・なんともマヌケな光景です(^^;
結局その夜は、ゴキブリが動く音が聞こえると気持ち悪いので、CDをかけっぱなしにして寝ました(情けなや~ 笑)
というわけで、昨日も書きましたが、ゴキブリ退治にはやっぱり新聞紙を丸めて「パシッ!」と叩くのが一番。
花咲かじいさん作戦はおすすめ致しません。