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日本触媒の爆発事故で、紙おむつの価格が値上がり?

9月29日、化学メーカーの日本触媒の姫路製造所で、大きな爆発事故がありましたね。

消防の方が1名亡くなり、重軽傷を負った方も多数出たようです。痛ましい事故です。

化学関係の工場というのは、機械や電機メーカーの工場なんかに比べると、爆発事故や劇薬漏れなどの重大事故のリスクが高そうですよね。

また、工場で事故に遭われた消防の方の、こんなコメントが、ニュースサイトに掲載されていました:

「化学工場のような現場では、会社側や専門家からの情報を信じて突入の判断をするしかない。爆発の恐れがあることが事前に分からなかったのか」

確かに、特殊な科学物質や薬品を扱う工場では、専門家でないと何が起こるか、どう対処していいのか、わからないでしょうね。下手に水かけたら危険っていうこともあるでしょうし。

厳重なリスク管理が求められる、大変な職場という印象があります。

ともあれ、起きてしまったことを悔やんでも後の祭り。原因究明がきっちり行なわれるよう願うばかりです。

 

さて、この事故の影響で、今後紙おむつの供給が減り、価格が上がる可能性があるというニュースが出ていました。

え? なんで??

実は日本触媒が生産している製品の中に、紙おむつの吸収剤に使われるSAPという物質と、その原料になるアクリル酸という物質があるそうです。

日本触媒は、SAPの世界シェアの2~3割を占め、姫路で大部分を製造していたのですが、それが今回の事故で止まってしまいました。

壊れた設備の完全復旧には1年以上かかる見込みとのことで、その間、各社の紙おむつ生産に影響が出ることは避けられない見込みなのだそうです。

特に「パンパース」などの紙おむつブランドで知られるP&Gは、アジアで生産する紙おむつの大半を日本触媒1社から調達しているのだそうです。

実はうちの太郎が使っている紙おむつが、そのP&Gのパンパースなんですね。

なんだかんだ言って、P&Gさんもいろいろ工夫して価格を上げないようにがんばると思いますが、少しは値段が上がるかもしれませんね。

・・・うーん、太郎に予定より早くおむつを卒業してもらうか^^;

 

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