私と同じアパートに住んでいるあるご家族が、引っ越すことになりました。
男の子が2人いて、うちのアパートで唯一いろいろお話しをするお宅だったので、正直ちょっとさびしい気分です。
ですが、嬉しいこともありました。
そのお宅では、荷物の整理をしている中で、子ども用のすべり台を処分することに決めたそうです。
「まだキレイだからある程度の値段で売れるのでは」と思い、リサイクルショップに持っていったものの、説明書がないと引きとれないと言われ、処分に困っていたのだそうです。
「ちょうどよかった、もらってくれませんか?」と言われ、ありがたく頂くことにしました。
うちにはこういう遊具っぽいおもちゃはなくて、「あれば太郎も喜ぶだろうけど、わざわざ買うのはちょっとなあ」と思っていたので、願ってもない申し出でした。感謝、感謝です。
そのすべり台というのが、こちらです:
かわいいアンパンマンのすべり台です!
実際作ってみると意外に存在感があり、大きい印象でした。
わざわざ広いスペースをあけて写真を撮りましたけど、我が家は狭くてモノでいっぱいなので、置き場所に迷いました (^^
上へ昇る階段はこんな感じで、黄色い部分を踏むとプープー音がします。
1歳半の太郎にはまだ早いかなあと思ったんですが、さっそくすべり台にとび付いたので、やりたいようにやらせてみることにしました。
最初、階段を自力で上がろうとした太郎。
1段、2段のぼって、なにやら得意げな表情です。しかし・・・そのまま得意げな表情で降りてきちゃいました^^
のぼるのはまだ無理みたいです。
そこで、太郎を抱え上げてスロープのてっぺんに座らせると、太郎はひとしきり迷った後、身体を前に乗りだして、ササーーッとすべって降りてきました。
おお、できるじゃないか!
ですが、姿勢が前のめりになったせいで
シューーーッ
ドテッ!
ばたっ!
前のめりに上半身から床に突撃しちゃいました (^-^;
ちょっと痛そうでしたが、太郎は泣きもせずに指を1本立てて「もう1回」のポーズをしてきました。意外と気に入ったみたいです。
そこで今度は衝撃吸収用に ざぶとんを下り口に敷いて、もう1回太郎をすべり台の上に座らせました。
太郎は今度は 「おおーー!」 と興奮の叫び声を上げて(笑) すべり下りてきました。
そして
シューーッ
ドテッ!
ばふっ!! (ざふとんに顔から突撃)
やれやれ、どうもうまくいきません。
どうもスロープに身体を沿わせず、変に上半身を起こそうとするのがダメみたいです。
太郎はすべり台がよほど気に入ったとみえて、このあと何度も「もう1回」のポーズをし、何度もすべりましたが、結局、毎回ざぶとんにダイブしてしまいました
これじゃあ すべり台というより 飛び込み台 です(笑)
大人には簡単なすべり台も、太郎にとっては慣れを必要とする一大チャレンジなのですね^^
とりあえず、ふとんに突っ込みながらも太郎はとても喜んでいたので、もらって正解だったなと思いました。
ところで
太郎がすべり台に乗るたびに、パチパチと妙な音がするのに気づきました。
始めはなんだかわからなかったんですが、調べてみるとどうも 静電気がパチパチいっている ようでした。
なるほどなあ、と思いました。
太郎は冬場で太郎は化繊のズボンをはいていたし、スロープはプラスチック製です。空気はすごく乾燥しています。
この状況でズボンとすべり台を激しくこすり合わせたら、それは静電気がたまるわけです。こりゃ盲点でした!
それにしても、
パチパチ音をさせながらすべり、叫びながらざぶとんに頭から突っ込む・・・
ずいぶんシュールなすべり台の光景だな~(^^;