公園ハンターを自称するほど公園へ出かけるのが大好きな私ですが、寒い季節ということで、しばらく行っていませんでした。
今日は日差しがわりと暖かかかったし、譲ってもらったばかりのクルマの運転練習をしたいということもあって(笑)、久々に公園に出かけました。
今回出かけたのは、横浜市都筑区の港北ニュータウンの真ん中に位置する、その名もずばり 「都筑中央公園」(わかりやすい^^) です。
私は車で行きましたが、横浜市営地下鉄のセンター南駅から徒歩数分で行くこともできます。
以下、冬ということで写真が枯れ草色のものばっかりですがご容赦を^^
春や夏場には青々としてもっとキレイなんじゃないかと思いますよ。
公園について、駐車場のある正面入り口の階段を上がると、さっそく広い芝生の斜面が目に飛び込んできました。
冬場は、陽が陰ったり、風があったりすると一気に極寒になりますが、そうでなければ昼間は意外と外にいても大丈夫だったりしますよね。
今日は私たちと同じように冬のピクニックを楽しもうと、斜面でお弁当を広げている家族連れがけっこういました。
斜面の上にはコンクリート敷きの広場があって、テニスの練習をしている人、自転車のストリートパフォーマー、ボール遊びをする小さい子などが大勢遊んでいました。
私たちもこの斜面に腰掛けて、いきなりお昼ごはんです。
斜面に座ると、正面に大きな池が広がっているのが見えました。
見たところ、鯉も亀も何もおらず、静か~な状態でした。
お昼御飯のあとは、こんもりとした小山の上へ続く階段を昇ってみました。
この都筑中央公園は、日本の里山の風景を保存したような、自然公園です。
公園のすぐまわりはピッカピカのニュータウンなんですが、公園の奥に一歩足を踏み入れた瞬間、街から離れた山までピクニックに来たような気分になります。
坂道や階段のアップダウンがかなりあり、そこそこ広いので、ひと回りするとかなりいい散歩になります。
ちなみに写真の階段は100段くらいある長い階段です。
さすがに1歳半の太郎は自力で登れないだろうと思い、奥さんが抱っこしようとしました。
ところが最近うちの太郎は、拘束されるのをすごく嫌がるようになってきて、奥さんが抱き上げようとした瞬間、「あめ~~!」(注:だめ、の意味) と足をバタバタさせて怒りだしました (^^;
「よーし、じゃあ手をつないで歩こう」 と歩きだしたものの、やっぱり階段はツラいみたいで、今度はなかなか進めないことに腹を立てはじめました。
やれやれ、子どもってほんとに自由でいいなあ(笑)
さて、公園の案内図によると、園内に「境田貝塚」というものがあるというので行ってみました。
それがこちらです:
おお~、これが噂の!(笑)
ごく普通の地面でしたが、まあ貝塚の跡って、どこもこんな感じですよね。
それにしても、港北ニュータウンは横浜の海岸線から15kmくらい内陸にあるんですが、昔はこんなとこまで海が来ていたんですね。
貝塚のまわりはかなり大きい広場になっています。
この公園には、広場があちこちにあって、ピクニックをする場所には困りません。
貝塚のあった広場から、森の中の散策路を通って奥へ。
しばらく歩くと、「ステージ広場」に出ました。
その名のとおりコンサートに使えそうなステージがあり、それを囲むようにすりばち状の斜面があって、木のベンチが並んでいます。
家族連れや犬を連れたご夫婦が何組もいて、いかにも休日という、のんびりしたいい雰囲気が漂ってました。
私たちも、太郎のご機嫌とりのため、お菓子をあげて休憩しました。
さらに森の中の道は続きます。
これくらい奥にくると、駐車場側の大通りの喧騒もまったく聞こえず、しーーんとした雰囲気に包まれます。
こちらは窯小屋です。
この公園では、里山の自然体験のイベントを頻繁に開かれています。都筑里山倶楽部というNPO団体まであって、精力的に活動しているそうです。
この窯小屋でも、石焼きピザを作るイベントなどがあるんだそうですよ。
窯小屋のそばには、休憩所の小屋があります。中は広くてきれいで、赤ちゃん用のトイレもちゃんと用意されていました。
小屋の前には菜の花がきれいに咲いていました。
寒い日が続いていましたが、こういう風景を見ると 「春近し」 と感じます。
太郎はかなりの距離を自分で歩きましたが、ステージ広場から先はほとんどぐずらずに、楽しそうに歩きまわっていました。
やっぱり、家にこもっているより、外で遊ぶほうが楽しいんでしょうね。
さあ、陽がだんだん傾いてきました。
最後のシメとして、この公園の最高点(たぶん)である見晴らしの丘へのぼりました。
まあ、そんなに言うほど見晴らしがいいところではないですけど^^
というわけで、都筑中央公園のレポートでした。
近くにお住まいの方は、お弁当をもって一度散策に行ってみてはいかがでしょうか。