我が家では、太郎(もうすぐ2歳)が朝起きてから保育園に出かけるまでの間、テレビでNHKのEテレ(教育テレビ)をつけています。
この時間帯には、5分から15分くらいの短い番組を入れ換わり立ち替わりやっているんですが、どの番組も本当によくできてると思います。
うまいこと小さい子が喜びそうな内容になっているし、それぞれに趣向をこらしているので大人が見ても面白いです。
そんな数ある番組の中でも、太郎がいまお気に入りなのが、フックブックローという番組です。皆さんご存じですか?
フックブックローは、福袋商店街にある寂れた本屋さん「日々はんせい堂」が舞台の、パペット(人形)劇です。
登場人物はみんな本にちなんだ名前をしています。アルバイト書店員の「傑作くん」、店主の「もくじぃ」と、孫娘にしてアイドル的存在の「しおりさん」、本屋に出没する浪人生コンビのお客さん「ゴージ&ダツジ」、そして看板ネコで美声の「リリック」。彼らがドタバタを繰り広げる楽しい番組です。
子ども番組の中にも、斜にかまえた言い回しが目立ったり、早口でせわしない番組が多い昨今ですが、フックブックローは どの年齢の どんな好みの子にも、安心しておすすめできます。
この番組、本屋さんが舞台なだけに本や物語が紹介されることも多いんですが、実はほとんど歌番組と言っていい内容です。
パペットたち(傑作くんだけはリアルなお兄さんが演じてます)がことあるごとに歌をうたうんですが、これがかなりイイ! 柔らかな雰囲気のアレンジで、素敵なハーモニーを聴かせてくれるんです。ポップな音楽好きの私にはたまりません。
登場する歌は半分くらいがオリジナル曲で、残りはカバーなんですが、カバー曲のジャンルが多彩です。なつかしい童謡あり、AKBから坂本九まで 古今東西のヒット曲あり、クラシックに歌詞をつけたものありと、飽きさせません。
太郎も私も奥さんも、番組の主題歌「青空しんこきゅう」とエンディングテーマ「物語はつづいてる」が特に大好きで、私も完璧に歌えるようになっちゃいました^^
さて、そんな大好きなフックブックローのCDが3枚でていることを最近発見!
さっそくDMM.comでレンタルしてみました。
フックブックロー
『あした天気になあれ』
『のんびりいこうよ』
どのCDも番組そのままの、ほのぼのとして、爽やかで、楽しい曲が目白押し!
借りて本当によかったです (買いなさい!)
今回一気に聴いてみて、アコーディオンの音色がずいぶん多くの歌で使われているなあと思いました。
この番組の音楽全体を包んでいる、やわらかくて軽やかな印象は、アコーディオンによるところが大きいのかも、と思いました。
もう1つ改めて思ったのは、子どもが聴くにしてはなかなか深い曲が混じっているなあということです。
「またひとつ幸せにバイバイしても どうってことないよ」「虹はそのうち消えるから 美しいんだよ OK」 と猫のリリックがしっとり歌いあげる『ウィンクでOK』。
傑作くんが「苦しさに虚しさに 負けていないかい」 と美しいシルキーボイスで歌う 『あしたのぼくに』。
やっぱり本屋さんの名前が「日々はんせい堂」だから、こういう内省的な歌がうたわれているんでしょうかねぇ^^ ともかく、大人が聴いてこそ「じーん」と来る名曲があります。
ところで、最近うちの太郎は好き嫌いがはっきりしてきて、気に入らないものは思いっきり拒絶します。
このCDを借りたときも、「フックブックローの曲、聴く?」ときいたら太郎はよろこんでやってきましたが、しんみりした曲をかけた瞬間、
「違うよ!!」
と絶叫(苦笑) そんなに叫ばんでも・・・。
というわけで、大人でも(大人のほうが? 笑)楽しめてしまう音楽番組、フックブックロー。音楽好きな方はぜひ一度観てみてください!