12月に入って、街はいよいよクリスマスモード全開ですね。でも私は仕事と風邪に襲われて、まったくそれを味わってません。
というわけで、ブログでくらいはクリスマス気分になりたいな~と思って、今日はクリスマスソングとそれにまつわる想い出話を1つ。
みなさんは 『I Saw Mommy Kissing Santa Claus』 というクリスマスソング、多分知ってるんじゃないでしょうか。
邦題は 『ママがサンタにキスをした』
・・・The 直訳 って感じですね。
有名なジャクソン5のバージョンの映像があったので、引用します:
何度聴いても、弾むような雰囲気が楽しいですよね!
歌詞はこんな内容ですね。主人公である小さい子の視点から歌われています。
夜遅い時間に、その子はこっそりベッドを抜け出してリビングへ。
するとなんとそこにはサンタさんがいるじゃないですか!
そしてママがヤドリギの下でサンタさんにキスをしていた!
ああ、もしパパが見てたら、きっとおもしろいことになっただろうな!
あらら、お茶目なママとサンタさん! ってな感じですか
* * *
さて、私がこの歌をはじめて耳にしたのは、高校生のときでした。
当時、受験勉強に役立てようと思ってNHKのラジオ英会話を聞いていたんですが、クリスマスの時期に毎年恒例の「クリスマスソング・スペシャル」をやっていて、その中で流れていたんです。
番組の中では、当時の講師の大杉正明さんが歌詞の意味を解説してくれたんですが、それを聞きながら私はこう思いました。
「結婚しているくせに、他の男とキスをするとは不届きな!」
日本人の私は、当然のようにキスは恋人や夫婦どうしだけでするものと思ってました。
だから、ママがサンタとキスをするというのはちょっとあり得ない行為なのでした。
しかも 当時の私は はっきり言ってチュー未経験のウブな高校生。
そんな私にとってはなお一層、キスは非常にハイレベルな性的行為を意味していました(笑)
これは問答無用に受け入れがたい! 不倫だっ!^^
そんなわけで私は、この歌の楽しげな雰囲気は大好きなものの、歌詞にどうしても共感できなかった。
それで納得したいがために、「もしかしたらパパがサンタに変装してサプライズ帰宅してたのでは」などと考えたりした記憶があります(笑)
「欧米人ならあいさつで親しみをこめたキスくらい(ほっぺに)する」と考えれば、別に不自然でもなんでもないのでしょうけど、当時の私は青かったなあ
この曲を聴くたびに、そんなことを思い起こしてしまいます^^