公園でのんびり過ごすのが大好きな私。2年前にマイカーを手に入れてからというもの、自宅から車で1時間未満で行ける大きな公園は、ほぼ行き尽くしました。
ただ、手近な神奈川県立公園で、まだ見逃していたものが残っていました。それが、この間の日曜日に行ってきた川崎市宮前区にある東高根森林公園です。
この日は午前中ときおり雨がパラつくいまいちな天気でしたが、前日も雨でうちの太郎@3歳が退屈で仕方なさそうだったので、思い切ってお昼頃から出かけてきました。
森林公園ということで、紅葉を見られるかもしれないですしね。
県立公園だけあって駐車場はそこそこ広いです。
公園の入り口では、壁面につたが絡まったパークハウスがお出迎えしてくれます。
ちなみにうちの奥さまはこういう感じの「壁にツタや葉っぱがある家」に憧れてるそうです。
というのも、奥さんの大好きな映画『魔女の宅急便』に出てくる主人公キキの家がこんな感じ(写真よりもっとキレイらしいですけど)で、小学生のころに「うわあ!」とときめいたからだとか(笑)
さて、公園を入ったところにちょっとした芝生が広がっていて、そのまわりの木々がちょうどいい感じに色づいていてキレイでした。
風がふくらびに大量の落ち葉がまってきて、太郎は「葉っぱの雨だ~ 逃げろ~」とか言ってキャーキャーしてました^^
小川と池が流れているあたりは、真っ赤なもみじがキレイに色づいていました。
水面の移る紅葉もきれいで、なんだか「小京都」という感じがしませんか?
熱心に写真を撮っている人もけっこういました。
先週行った小山内裏公園もよかったけれど、手入れされた庭園のようなこの公園の紅葉も予想外のキレイさで良かったです。
うちの次男の次郎くんも、赤いもみじの落ち葉といっしょにパチリ。
さて、入り口から少し行ったところで道が大きく二手に分かれます。
この公園は小高い丘の上の芝生広場と、低いところの湿性植物園から成っていて、多少のアップダウンがあります。でもスロープが整備されているので、車イスやベビーカーでもちゃんと一周まわれるところが嬉しいです。
私たちは芝生広場のほうへ上って、そこでお昼にしました。
これだけ広いと、ボール遊びでも何でも、余裕でできますね。
広場の端のほうには、きれいに刈りそろえた木が整然と並んでいる場所がありました。
「ただの生垣か」と思ったら・・・
こんな感じの長~い木のトンネルになっていました!
となりのトトロの1シーンみたい(また宮崎アニメですか)
太郎は怖がりなんで、最初このトンネルを見てひるんでました(笑) 正直、「え~、これを怖がるの?」って感じです。もうちょい度胸をつけて欲しいなあ
でも一度わたしと一緒に無事通り抜けると、今度は楽しくなってしまったのか一人でもう一周してました^^
公園の一番奥には、遊具が集まった子ども公園もあります。小学校低学年以下の子にピッタリです。
この公園でしばし遊んだあとは、スロープを下って今度は湿性植物園を抜けて帰ってきました。
東高根森林公園は割とコンパクトな公園ですが、街の喧騒を離れた山歩き気分をしっかり味わえます。
さっき書いたとおり、バリアフリーが徹底されている点もGoodで、トイレなどの設備もしっかりしてます。
駅からは歩いていけない距離ですが、多摩川に近く、世田谷などの都内からもアクセス良好。老若男女、家族そろって出かけられる公園です。紅葉シーズンは特にオススメ!