アイリッシュ音楽を奏でる、日本人の若手演奏家の3人組「トリコロール(tricolor)」を知ってますか?
トリコロールは、リーダーでフォドル担当の中藤有花、主にアコーディオンを弾く中村大史、弦楽器担当の長尾晃司のトリオ。
アイルランドの伝承曲を中心にしつつオリジナル曲も取りまぜて演奏するんですが、パブのセッションなどで聞けるアイリッシュ音楽とはまたひと味違って、とても軽やかでフレッシュな印象の音楽を聞かせてくれます。
メンバーの素朴で飾らないたたずまいと、楽しそうに演奏する様子も素敵で、「伝統音楽系はちょっと・・・」という人にもおすすめしたいグループです。
実は彼らは、今年の3月までNHKで放送されていた連続テレビ小説「マッサン」の挿入曲を、いくつか演奏していたんですよ。
知らないうちに演奏を耳にしたという方も多いかもしれませんね。
今日は彼らの3rdアルバム『Good Morning, Liffey』の収録曲の、素敵なミュージックビデオを紹介します。
『Good Morning, Liffey』 by トリコロール
販売元: メタカンパニー
2013年4月21日発売
まずはアルバムの後ろから2曲目に収録された3曲のセット(メドレー)、『Anniversary』です。
心地よい春にピッタリのすがすがしさ溢れる映像と音楽ですよ!
この3rdアルバムは、八ヶ岳のアイリッシュパブで録音したそうで、静かな朝の高原の澄んだ空気がサーーッと吹き抜けていくような心地よさにあふれてます。
この映像もおそらくそのあたりで撮ったんじゃないでしょうかね(多分・・・^^;)
それにしても3人が演奏してる姿が、本当に自然体で楽しそうですよね。見てるほうにまで幸せな気分が伝染してきそうです。
実は私もフィドル(ヴァイオリン)でアイリッシュ音楽を習っていた時期があるんですけど、ずいぶん長いことご無沙汰してしまってます。
この映像を見ていると、「ああ、またフィドル弾きたい! ギネスビール飲みたい!(笑)」という気分がふつふつと湧いてきてしまいます。
もう1セット、いきましょう。
3rd アルバムの2曲目『Sing Bird』です。
いやあ、この映像の場所も ほんっとに気持ちよさそうですよね。ズルいほど爽やかな風景です^^
このアルバムで取り上げられている曲はメジャー曲の明るい曲がほとんどです。鍵盤アコーディオンの軽やかな音もあいまって、アルバム全体がさわやかな雰囲気に満ちてます。まさにこの映像のイメージですね。
私も夏にこういう場所で、朝早くから楽しくセッションしたい!(笑)
ちなみにトリコロールは先月、4枚目となるアルバム『旅にまつわる物語』をリリースしました。
私はそちらも購入したんですが、まだあまり聴いていないので今回はパス。またの機会に紹介しますね。