2014年6月に結成された5人組バンド、Pollyanna(ポリアンナ)って、知ってます?
カラフルで軽快なシティポップサウンドを、ギターロック的な激しさを交えて聴かせてくれる実力派で、要するに、ポップマニアの私が一番好きなタイプの曲をやってるバンドなわけです(笑)
なんでも彼らは「最新型渋谷系ポップバンド」を自認してるとか。
「渋谷系」というのは今だによく耳にする言葉ですけど、自分の音楽を渋谷系と評されるのを嫌がるミュージシャンもけっこう多いと思うんですよね。
そんな余計なこだわりを持たず、「いわゆる渋谷系の音楽が好きでやってるんだから、自分から言っちゃおう」と自然体に構えてる感じ、いいですね~
彼らの1stミニアルバム『CIRCLE』が今年発売になったので、iTunesで買っちゃいました。
『CIRCLE』(アルバム)
ミュージシャン: Pollyanna(ポリアンナ)
リリース日: 2016年1月6日
このミニアルバムの1曲目『TAKE ME WITH OVERLAND』のミュージックビデオをどうぞ!
どうでしょう?
爽快で軽快! 陳腐な言い方ですけど、思わず自転車で走り出したくなるような気分になりますね。
ビデオに出演してるヴォーカルの深澤希実もかわいいっす ^^
この手の音楽が好きな人は、もう聴いた瞬間に胸を ズキュン! バキュン! と射貫かれること間違いなし!
まだ1枚目のミニアルバムだというのに、既にベテランの風格すら漂う堂々たるパワーポップを展開してくれてます。今後がほんとに楽しみです。
カラフルでおしゃれでちょっとイジワルな曲にビビッと来る方は、Polyanna の今後に要注目です!
ちなみにこのミニアルバムを聴いた瞬間、私は大学生のころに大好きだったバンド Cymbals(シンバルズ。とっくに解散しちゃいましたが)を思い出しました。
Cymbals のベースでほとんどの曲を作っていた沖井礼二は、私にとって当時から今にいたるまで最高のポップヒーロー、いや、神と言えるような存在(笑)なわけですが、 彼の作る曲とテイストがものすごく似てるんですよ。
きっと影響を受けたんだろうな~と思っていたら、案の定、Pollyanna の中心人物である斎藤モトキ(彼もベース弾き)が CDジャーナルという雑誌の2月号のインタビューでこう言ってました:
「沖井礼二さんはポップ・フィールドの中で違和感あることというか、面白いことをやっててカッコいいなって思うし、メチャクチャ尊敬してます」
やっぱりね~。そりゃもう、沖井ファンの私には丸わかりですわ。
特にミニアルバムの4曲目、疾走感がハンパでない『WANDERING ON THE SATELLITE』なんか、Cymbals の『Highway Star, Speed Star』という曲にソックリです。
明らかにオマージュとしてやってるか、そのつもりはないけど好きすぎてついつい似ちゃったという感じが、ありありと感じられます。
というわけで、沖井ファンや元シンバルズファンも、Pollyanna にぜひご注目を!
最後に、ついでなんで Cymbals の『Highway Star, Speed Star』の動画もはっときます。高速道路でこの曲をかけちゃうと 多分スピード違反で切符きられることになるのでご注意を!
この曲の収録アルバム(ベスト盤)
『anthology』(アルバム)
アーティスト: Cymbals(シンバルズ)
リリース日: 2003年12月25日