子育て

難しい時期の次郎と接する中で、親としての自分自身を反省

今回はあんまり楽しい話ではないんですが・・・

いま、うちの次郎(4歳)がちょっとムズかしい状態になってるんです。

半年くらい前まではそんなこともなかったんですが、最近はちょっとのことで機嫌を悪くしやすく、かんしゃくを起こしやすい時期が続いているんですよ。

 

最近あったのが、こんなパターンです。

我が家では普段、夜のはみがきをした後のご褒美に「はみがきガム」(キシリトールガムね)をあげてるんです。ただその日は、ちょうどガムが入ったボトルが空になっていたんです。

 

次郎「はみがきガム食べる」

私 「ごめん、いま無くなっちゃってるんだ。明日買ってくるね」

次郎「えーー! やだ、ガム食べる!」

私 「そうだよね、食べたいよね。でも今ないから。明日必ず買ってくるよ」

次郎「なんでー! もうバカやろう!! (手足を振り回して暴れる。けっこう力が強いので痛い・・・^^;)」

  私 「こら! 痛いことしちゃダメだろう!」

 

こんな感じで、ちょっとしたことで自分を抑えられなくなってしまうことがあります。そしていったん興奮すると、

  • 「もういい! おやつ食べる!」と言っておやつ置き場を買って漁ろうとする
  • 壁を叩いたり物を投げたりする
  • 大声で叫ぶ
  • 「もうお家出ていく!」と言う(本当に出ていったりはしないけど)
  • 「もう次郎ちゃんやっつける!」と言って自分の顔を叩こうとする

などのステキな展開が待ち受けます(^^;

 

「バカやろう」「ぶんなぐってやる」などの乱暴な言葉を叫んだり、叩いたり蹴ったりしてきたとき、私は基本的に 厳しく叱ろうとしてきました。

ただ、それが次郎には全く響いていない様子なんですね。逆切れしたり、大泣きしたりするだけで、また同じことが繰り返されるばかり。

そして親の方には、強く言ったことへの罪悪感と、効果の無さから来る徒労感が残るだけ。

 

そんな日が続き、いろいろ冷静に振り返ってみた結果、最近になってこう思うようになりました。

「もしかして(今の)次郎には、ルールやモラルを強制する接し方は、不適切なんじゃないか?」

次郎の個性や成長段階を考えず、ただ「ちゃんとさせなくてはいけない」という変な焦りにとらわれていたのかもしれません。

 

また、こういうことも思いました。

「最近、親である自分の心に余裕がなくなっていたのではないか」

「そのせいでつい頭に血がのぼり、叱るというより怒るになっているのではないか?」

確かに、次郎の感情が不安定な時期が続き、自分の仕事の状況もなかなか厳しい中で、そのような面があったと思います。

でも冷静に考えれば、次郎は決して親を困らせようとしているわけではなく、一生懸命に生きようとしてるだけなんですよね。

いろんなことを感じたり考えたりできるようになったために、思うようにならない不満や不安も感じるようになった。でもその感情をどう捉えていいかがまだわからず、戸惑っているだけ。そういうことではないかと思います。

忙しさのせいか日々のストレスのせいか、そんなことになかなか想いが至らなくなってました。

「『バカやろう』はだめだ!」と頭ごなしに言うだけで、次郎のもしかすると私が嫌いなはずの「わからずやのオヤジ」になってしまっていたのかもしれません。

 

いまは、「次郎の気持ちはわかるよ、ということを伝える」「暴言や暴れることを全部は叱らない」「次郎のやりたい事は、たとえ我がままに思えても無下に否定しない」という感じで、理想を少し緩めてもうちょっと柔軟な構えで次郎と接してみようと思っているところです。

あとは「自分自身がイライラを貯めていないか、子どもに向けていないかに注意する」ことももっと意識しなくては、ですね。

 

 

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