富士スピードウェイ旅行の3回目。
今回は、車からはちょっと離れまして、同じ敷地内に作られた恐竜テーマパークをご紹介します。
【過去の記事】
その名はずばり「富士ジュラシックウェイ」
富士スピードウェイの敷地内、ぐるりと一周するサーキットで囲まれた内側のエリアに、なんと恐竜たちのテーマパークが存在します。
その名もずばり、富士ジュラシックウェイ!
うちの太郎(小2)と次郎(4歳)は恐竜が大好きなので(特に次郎が)、スピードウェイに行く前から「恐竜! 恐竜!」と楽しみにしてました。
私と妻のプランでは、お昼を食べてからジュラシックウェイに行こうと思っていたんですが、恐竜大好きの次郎が「やだ! 恐竜が先がいい!」と言って、なにやらえらくゴネ始めました(- -;
たぶん疲れてたからじゃないかと思うんですが、うちの「お次郎さま」を怒らせると大変なたたりがあるので(苦笑)、仕方なく お腹がすいたのをがまんして、先にジュラシックウェイに行ってみることにしました。
スピードウェイの中に、こんな足跡が描いてあるところがありました。
もうちょっと行くと、ジュラシックウェイの看板を発見しました。
子どもたちの気分を盛り上げようと、「やはりこのサーキットには恐竜がいるらしいぞ! 気をつけていこう!」と探検隊モードを演出する私。
しかし、ジュラシックウェイに近づくにつれて、あれほど楽しみにしていたはずの次郎の表情が、なんだか曇ってきました。
どうしたのかと聞いてみると
「・・・なんか怖くなってきた」
だそうです(苦笑)
うちの次郎は、どちらかというと男っぽいというよりかわいらしい顔をしてると思うんですが、
幼いころから自分のことを「おれ」と呼び、
大人から「かわいいね」と言われると「かわいくない! かっこいい!」と言い返し、
なぜか自分を強く 男らしく見せることに異常なこだわりを見せるんです。
そんな強い男・次郎が、まだ着いてもいないのに、しかも本物の恐竜がいるわけではないこともわかってるはずなのに(笑)、なんだか小心者なことを言い出しました。
大丈夫でしょうか。
次郎が恐怖でたいへんなことに・・・
さてさて、富士ジュラシックウェイの入口のプレハブ小屋に到着しました。
ここからでもなんとなく中の様子は見えます。
どうやら特別なアクティビティやアトラクションがあるわけではなく、恐竜たちが住む森(落葉樹なんで今は枯れ木の森ですが)の間を探検して楽しむ遊び場のようです。
さっそく受付で入場券を買おうとしたのですが、
ここで入場料を見てビックリしました。
大人(高校生以上)が1500円
小人(3歳以上)が1000円 です。
入場料、高っ!
4人で行った我が家は、ここだけでざっと 5000円の出費でございます。プレミア~ム(謎)
まあせっかくここまで来ちゃったんだから、ケチって帰るのも嫌です。
いさぎよく入場することにしました。
こちらが受付の入場口のドア。
さすがスピードウェイ、恐竜がレースしちゃってます。
さて、入場して最初のエリアは草食恐竜ゾーン。
巨大恐竜として有名なブラキオサウルスがお出迎えしてくれたのですが、
ここに来て次郎の恐怖心がついに爆発。
「嫌だ~! 怖い~~!! 帰る! 帰る!!!」
抱っこしようとする私の手をものすごい勢いでふりほどいて、
来た道をダッシュで逃げ帰り、
受付のプレハブ小屋も通り抜けて 場外に出て座り込んでしまいました(苦笑)
おーい、大好きな恐竜に会えるって言って、あんなに楽しみにしてたんじゃないのかい?
しかも
このあとも あの手この手で説得を試みたんですが、
「抱っこでいこう」
「お父さんが守ってあげるから」
「草食恐竜はお肉を食べないから」(笑)
などなど何を言っても、なかなか動こうとしない次郎・・・。
最終的に、大好きなお母さんにガッチリ抱っこしてもらい、
恐竜には近づかないと固く約束して、なんとか再入場することになりました。
場内にはたくさんの恐竜たち
それでは、場内の恐竜たちを見てみましょう!
こんな感じで、全部で20種類くらいの恐竜たちに出会えます。
恐竜たちに近づくとモゾモゾと動いたり、「グオー!」みたいな音声が流れたりはしますが、決してそんなに怖くないです。
太郎より少し小さいくらいの女の子も、平然と歩きまわってましたし。
ただ、うちの次郎はやっぱり怖くてたまらないようで、両手両足でガッチリと妻の身体をロックするようにしがみついて、本気で怖がってました。
しかし、ティラノサウルスを通り過ぎたあたりから、さすがの次郎も少しずつ落ち着きを取り戻してきたのか、抱っこをやめて一人で歩き始めました。
最後の方に、巨大なティラノサウルスの口をトンネルのようにくぐるものがあって、「ああ、これは次郎絶対にくぐらないだろうな」と思っていたら
ふつうに一人でくぐりました(笑)
さっきまでのアレは何だったんだ・・・。強くなったな、次郎!
最後は次郎もある程度楽しんでくれたようなので、よかったです。
ただ、この内容であれば、やっぱりいまの入場料は率直に言って高いなあという印象です。さらっと見たら10分~15分で一周してしまいます。
私としては、恐竜よりも入場料のほうが怖かったですね(笑)
他にお客さんを1組しか見かけませんでしたが、もう少しリーズナブルな価格にして頂いたほうが、お客さんが増えていいんじゃないでしょうか?(とアンケートに書いてきました^^)
ちなみに、出口の売店ではガラスケースに入った「スピノサウルスの歯」などの気になる品が並んでいました。
「これって本物の化石ですか?」と聞いてみたところ、「本物です」とのこと。
えーー!? ふつうに数千円くらいで化石が買えちゃうの!? ちょっと驚きでした。