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山の景色を満喫! 神奈川で一番新しい県立公園: 山北つぶらの公園@神奈川県山北町(後編)

神奈川で一番新しい県立公園「山北つぶらの公園」の話の続きです。

 

※前編はこちら:

 

山北つぶらの公園には昨日紹介した芝生や丘のエリア以外に「自然観察路」とよばれる山道があって、軽いハイキングが楽しめるようになっています。

自然観察路は途中で二手に分かれていて、片方は「開運の滝」なる滝につながっていて、もう片方は展望スポットにつながっているようです。

この日は展望スポット方面はなぜか通行止めだったので(もしかして、まだ作ってる途中??)、「開運の滝」コースを行ってみることにしました。

 

芝生広場から少し行くと、こんな場所に行き当たりました。

 

開運の滝への散策路の入り口には柵が・・・

開運の滝への散策路の入り口には柵が・・・

 

一瞬「行き止まりか?」と思ったのですが、ご覧のように、野生動物が芝生広場側に入らないように散策路の入り口に金網のフェンスがはられているのでした。このドアを開けて、先へ進めるようになっています。

この、なにやら必要以上にものものしい入り口を見て、怖がりの太郎(小1)は すっかりビビってしまいました(^^;) それをなんとかなだめすかして中に入りました。

(ちなみに管理事務所の方の話では、毎日1人くらいはイノシシを見かける人がいるんだとか。けっこう頻繁ですね・・・)

 

散策路を下ります(これは上を見上げた写真ですが)

散策路を下ります(これは上を見上げた写真だけど)

 

この写真のあたりは、下っていくときの右手側が開けていて、向こうに山々が見えます。ここはやまびこがよく返ってきますので、行ったらぜひやってみてください。

「ヤッホー・・・ヤッホー・・・」というように間をおいて声が返る感じではなく、トンネルの中で残響が長く尾を引くような感じのやまびこではありますが、子どもたちは山でこれだけ声が返ってくる体験が初めてだったので、喜んで「ヤッホー!!」と絶叫してました^^

 

散策路の道筋はわかりやすく示されているので迷う心配はないですが、場所によっては滑りやすかったり、階段の段差が4歳くらいの小さい子には高かったりするので、少し注意が必要です。

しかもあとから調べてわかったんですが、実は滝と芝生広場の間には約120mもの高低差があるんですね。地図を見たところ水平距離がたいしたことなさそうだったので、子どもでも余裕だろうとタカをくくっていましたが、思ったよりハードな行程となりました。

それでも、なんとか太郎も次郎も自力で山道をずんずん下っていくと・・・やがて下の方からかすかに沢を流れる水の音が聞こえてきました。

そして、ついに目標の開運の滝に到着です!

 

これが開運の滝だ!

これが開運の滝だ!

 

滝のすぐ前まで近づけるので、そこで家族全員でパシャリと写真撮影。

パワースポットと言うにはやや地味な規模の「開運の滝」ですが、きっとこれから幸運が訪れることでしょう。よかったよかった。

 

・・・と思ったその直後、まさかのトラブルが発生しました。次郎がうっかり沢に入ってずぶ濡れになっちゃったんです!

特にケガをしたわけではないんですが、まさかこの季節に水に落ちるようなヤンチャをするとは思っていなかったので、着替えを持ってきていませんでした。

そして、濡れたせいで次郎のテンションは最悪に落ち込んでしまい、「だっこ~! だっこ~!!」と言って一歩も歩かなくなっちゃったんですよ。

開運どころか、運が逃げちゃってるよ!

次郎も体重が16kgくらいまで成長してますから、これを抱えて 120m も山道を上るのはかなりの苦行。さらに悪いことに、私は数週間前に故障した足がなおっておらず股関節が痛んでたんですよね。

仕方ないので、足を注意深くかばいながら、ときどき妻にも抱っこを変わってもらい、想定の何倍もくたびれながら、なんとか無事生還しました。いやあ、大量の荷物を背負って何百mも昇る登山家の偉大さがよくわかりましたわ。

皆さんも小さいお子さんと散策するときは、最悪、抱っこで120m 上がる覚悟で行きましょう(笑)

 

というわけで新しい神奈川の県立公園、山北つぶらの公園のレポートでした。

都市部からはだいぶ遠くなりますが、広い芝生でのんびりできて雄大な丹沢・富士山の風景を楽しめる気持ちいい公園です。機会があればぜひ訪れてみてくださいね。

 

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