余った Quo カード、ネット通販で使いたくありませんか?
皆さん、Quoカードって使ったことありますか? (この記事を読んでる皆さんなら、使ったことありますよね?)
コンビニや書店などの多くの店舗で使えるプリペイドカード(?)なわけですが、プレゼントやギフトとしていろいろな場面で配られることがあるので、知らないうちにそこそこの金額のカードがたまったりするんですよね。
そうそう、今はコロナでまったく仕事での出張がなくなってしまいましたが、以前の私みたいに宿泊ありの仕事が多い人だと、「Quoカードつき宿泊プラン」でためてたという方も多いんじゃないでしょうか。
私は、もらった Quoカードは本屋でどんどん使っていたので、もうあんまり残ってないんじゃないかなあと思ってました。でもこの間整理してみたら、まだ4000円くらいの Quoカードが残っていることに気づきました。
ちょうど仕事関係で買いたい専門書があったんですけど、私はいまほとんど完全テレワークの状況が続いているので、勤め先のオフィスがある都心にはなかなか行かないので、その本が置いてあるような大きい本屋が近所にないんです。そうなると、ネット通販で手軽に買いたい!
ただ、調べてみると Amazon のネット通販は Quoカード支払いに対応していないようです。というか、そもそもネット通販で Quoカードを使えるサービスが、どうやら存在しないみたいなんです。ネット全盛のこの時代なのに!(もし存在するなら、ぜひ教えてください)
やはり Quoカードという仕組み自体、もともと物理的なカードに向けて開発されているので、ネットにちゃんと対応できていないんでしょうね。
Quo カード・ペイというものがあるらしい
ちなみに、今回調べて初めて知ったんですが、いまは Quoカード・ペイ というスマホアプリを使った決済システムがあって、他の人に SNS経由でポイントをプレゼントすることもできるんだそうです。
だけど、既存の物理的な Quoカードの IDを登録して Quoカード・ペイへもっていくことはできないそうなので、いまの私には特にメリットがありません。
そもそも、いまは既にスマホ決済サービスはごくごくありふれた存在になっているので、あえて Quoカードをスマホ決済手段として使うメリットが、私には特に感じられません。Quoカードという仕組みは近い将来、その役割を終えることになるかもしれないなと思います。
セブンイレブンの通販サービス「オムニ7」を活用できます
話がそれましたが、私が調べた限りでは、Quoカードを通販の決済に使う方法として唯一有効そうな手段が、セブンイレブンが運営するオンライン通販サービス・オムニ7 を使って取り寄せるという方法でした。
ここ数年、流通・小売の世界では「オムニ・チャネル」という言葉が流行語にように使われていますので、「オムニ7」はそこから取ったネーミングだと思います
オムニというのは「すべて」という意味のラテン語由来の接頭語で、チャネルは流通のルートのこと。つまり、従来型の実店舗での商品販売とネット販売を融合して新しい価値を生み出すための、仕組みや取組みをさす言葉です。(私は「オムニ7」というネーミングはあまりよくないと思います。もっと一般の人にわかりやすい、広まりやすい名前にしたほうが良かったんじゃないかな、と)
このオムニ7は、Amazon などと同じようにネットで商品を注文して買うことができます。セブンイレブンやイトーヨーカドーの商品だけでなく、書籍などのあらゆる品物を買うことができます。
面白いのは注文した商品を、近所のセブンイレブンの店舗に届けてもらって、そこで受け取れるということです。自宅で受け取るのと比べるとひと手間かかりますが、送料がかからず、さらにここがポイントなんですが、支払いをコンビニでの受取り払いとして、店舗で Quoカードで支払うことができるんです。
これは今の私にはうってつけです。セブンイレブンであれば、うちから歩いて 5分ちょっとのところにあるので、Quoカードが使える本屋まで遠征しなくてもお目当ての本を入手できるわけです。ということで、さっそくオムニ7に会員登録して、近所のセブンで受け取るかたちにして注文しました。
注意点としては、セブン&アイの商品以外は基本的に取り寄せになるので、到着までに時間がかかること。私が買った専門書の場合は、本のなかでもマニアックなもののせいか、購入したときに「取り寄せまでに最悪2~3か月かかるかもしれません」というふうに出てきました(^^; ただし後日、入荷のメドがたったとの連絡がきて、結局注文から10日程度で入手できる見込みになりました)
あとはセブン&アイ以外の商品は基本的にお買い得感が特にないと思われますので、オムニ7で買う必要性はないと思います。自分にとっては、通販の支払いを Quoカードで行うときか、家族にナイショのものをこっそり買いたい場合(どういう場合? 笑)に限って使うサービス、ということになりそうです。
ちなみに私のように本を買う場合、家の近くに Quoカードが使える本屋があるならば、当然ながら 本屋で取り寄せて支払いを Quoカードにする方法も使えます。
皆さんも、よろしければこんな私の経験も参考にしつつ、余った Quoカードを有効活用してくださいね。