うちの太郎がしょっちゅう口ずさむ謎の歌の正体とは?
1月に入ってから、うちの太郎(小1)がやたらと口ずさむようになった歌があります。
「パプリ~カ♪」というサビの部分が印象的な歌ですが、皆さん知ってます?
私はこの曲を全然知らなかったんですけど、太郎が何度も「パプリカ パプリカ」と歌うんで、いつの間にか耳から離れなくなってしまい、気になってネットで調べてみました。
この曲は、NHKが昨年から行っている「2020年とその先の未来に向かって頑張っているすべての人を応援するプロジェクト」のために作られた曲なのだそうです。
簡単に言えば、東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げる企画の曲ってことですね。
歌っているのは、このプロジェクトのためにオーディションで選ばれた小学生5人組ユニット「Foorin(フーリン)」(上の動画の子たちです)。
そして作詞・作曲は、去年の紅白出演によってすっかりメジャーな存在となった、ボカロP出身の若手のカリスマ、米津玄師です。
この歌は紅白歌合戦の中でもキッズソングコーナーの最後に歌われ、それが多くの人に知られるきっかけになったんだそうです。(紅白はちょこちょこ見てたけど、パプリカの部分は見てなかったです・・)
NHKはこのプロジェクトに相当力をいれているようで、
振付を詳しく解説する動画をアップしたり、
「みんなでパプリカを踊って動画を投稿しよう!」という企画をやったり、
Eテレの主な番組ごとに、それぞれのパプリカ動画を作ったり(曲もアレンジされていたりする!)しています。
パプリカ押しのあまりの強さに、思わずたじろいでしまうほどです(笑)
私のおすすめのバージョンはコレ
さてさて、先日たまたま朝の出勤が遅かったので子どもと一緒に Eテレを見ていたら、NHK Eテレの子ども向け教育(?)番組「シャキーン!」の中で、なんと「パプリカ」をやっていました。
流れていたのはもちろん、シャキーン! オリジナルのアレンジがされたバージョンなんですが、これがとにかくすばらしかったんです!
にぎやかで、楽しくて、多幸感にあふれた、最高に楽しい映像に仕上がってます:
いろんな番組が作ってるパプリカ動画の中でも、私的には シャキーン!バージョンが一番です。
このブログでもたびたび書いてますが、「シャキーン!」は 脳トレ系のゲームやクイズが満載のハイ・クオリティーな知育番組で、大人が見てもすごくおもしろいです。
そして番組の大きな特徴の1つが、多くのミュージシャンが楽曲を提供していること。しかもヒットチャート上位に入ってこない通好みのミュージシャンばかりをばんばん起用してくるので、音楽好きなら注目せずにいられない番組になっています。
そんな番組なだけに、シャキーン! バージョンの「パプリカ」のビデオでは大勢のミュージシャンが共演してます。
カジヒデキ、ダイヤモンドユカイ、マキシマム ザ ホルモンのナヲ、かせきさいだぁ、八代亜紀、そして角野卓三、福澤朗などのミュージシャンじゃない人の映像も挿入され、すごいことになってます。
ところでテレビでこの映像を見ていて、サングラスをかけた長身で怪しい装束を身に着けた男が移っているのを見てビックリ!
この人はホフディランの小宮山雄飛じゃないですか!!
実は私は昔からホフが好きで、アルバムもほぼ全部聴いてます。雄飛さんがこれまでにも みんなの歌やシャキーンなどでNHKとたびたび仕事をしてきたことも、知ってました。
だけど、めったにテレビに出ない彼が、自らNHKの番組に顔を出して出ている(しかもこんなナゾの格好で。笑)のには驚きました。しかも、この曲のアレンジと制作まで雄飛さんが担当していると知って2度ビックリでした!
雄飛さんは自分の公式ブログで「パプリカ」の仕事について書いていて、既に完成している他人の曲をアレンジする経験はこれまであまりなく楽しい経験だったこと、シャキーン!版 We Are The World を作るという壮大なアイデアがあったこと、などを語っています。シャキーン!版 We Are The World とは、なるほどって感じですね。
それぞれに個性が強い異質な面々を、うまく尊重して引き立てながら1つの作品にまとめあげる手腕は、さすがと言うしかないです。雄飛さんはもっと他のミュージシャンのプロデュース業に力をいれてったほうがいいんじゃないっすかね(笑)
というわけで、NHKがイチオシ中の曲「パプリカ」の紹介でした!