クリスマスが近づいてきました。
街はどこもかしこもクリスマスソングだらけですね。
特に、マライアのアレとか、山下達郎のアレとか、もう飽きたっていうくらい耳にしますね。
私と奥さんは毎年このシーズンになると、
「先にマライアのアレを耳にした方が負け」
という、よくわからないゲームをやって楽しんでます(笑)
ちなみに今年は11月のうちに聞いてしまった私の負けでした。
まあ、マライアのアレ(どれやねん)の話はもうよいでしょう。
今日は私が大好きなクリスマスの名曲を紹介しますね。
Chris Rea(クリス・レア) 『Driving Home for Christmas』です。
この曲は1988年にヒットした曲で、クリスマスに故郷へ車で帰る様子を歌った曲です。
♪ Driving home for Christmas I can't wait to see those faces ...
クリスマスに故郷へと車を走らせる みんなに会うのが待ちきれない・・・
欧米では、クリスマスと新年をつなげて休むことも多いと聞きます。
この歌のシチュエーションは、言ってみれば年末の帰省みたいな感じかもしれません。
遠く離れた家族に会う一年で数少ないチャンスの嬉しさというのは、どこの国も同じなのでしょうね。
私がこの曲を知ったのは、高校生のときに聞いていたNHKのラジオ英会話の番組ででした。
12月ということで、当時の講師をしていた大杉正明さんがおすすめのクリスマスソングを何曲か紹介していて、その中にこの『Driving...』が入っていました。
大杉先生は、「派手さはなくて落ち着いた感じだけど、それが家族と過ごすクリスマスの喜びを感じさせて大好きだ」というような事を言っていました。
ただ、当時の私はもっと派手で勢いがあって、ピカピカした曲を聞きたかったんですよ。
そう、それこそマライアのアレ(笑) みたいな感じの曲を。
だから、クリス・レアのこの曲はあまりピンとこなくて、当時は「なんか地味だなあ」という感想に終わってしまいました (^^;
でも、あれから10年以上の時が流れました。
私も親元を離れて暮らすようになり、
「帰省」という行為をするようになりました。
そして、ふと思いだしてこの曲をYoutubeで聴き直してみたところ、なんだかものすごく感動してしまったんです。
一年の忙しい仕事もやっと終わり、久々に親や家族に会いにいく。
そんなときのなんとも温かく、ワクワクする感覚が心の中によみがえってきて、やさしい気持ちになりました。
今ではこの曲は、私の大のお気に入りのクリスマスソングであり、帰省ソング(?)なのです。
ちなみに参考までに・・・この曲はたとえば次のCDで聴くことができます。