さわやか系 音楽

重苦しい世界に吹くさわやかな風
『境界線上に吹く風』by TWEEDEES

今日は、私のように爽快でポップな曲が大好きの方に必ず聴いてほしい一曲をご紹介します。

私が愛してやまないポップ・デュオ、TWEEDEES が8月12日に配信リリースした新曲、その名も『境界線上に吹く風』です。

TWEEDEES としては実に2年ぶりくらいの新曲になるので、ほんと嬉しかったなあ。

 

 

この曲は、成り立ちがちょっと珍しいんですよ。

TWEEDEES の沖井礼二が、ゲッサン(月刊少年サンデー)に連載されている『国境のエミーリャ』というマンガにすごくはまってしまい、「この作品の架空のサウンドトラックを作ってみたい!」という想いにかられて書いたのが、この曲なんだそうです。

私は『国境のエミーリャ』をこの曲で初めて知って、ネットで少しだけ読んでみたんですけど、設定がすごく面白くてめちゃくちゃ先が気になる作品でした。

舞台は、第二次世界大戦で敗れ、ソ連と欧米に分割統治されることになった日本です。ソ連が統治する東日本と、欧米が統治する西日本とが、ちょうど東京を通る境界線で分かれた状態になっています。

主人公のエミーリャは、東京の東側、ソ連の統治エリアに住んでいます。名前がロシア風なのは、そのためです。実は彼女は、高額なお金と引き換えに、希望者の西側への脱出を請け負っていた・・・というお話です。設定を聞いただけでも面白そうに思いませんか?

もしかしたら本当にあったかもしれない舞台設定がリアルで、レトロで終末的な世界観も、人々の想いや思惑が交錯するストーリーもとても魅力的です。人物などの作画も、安易に「萌え」に走っていなくて好印象です。

実はこの「境界のエミーリャ」に関して、ヴォーカルの清浦さん自らが紹介している動画があるので、そっちを見てもらったほうがいいと思います(笑)

 

 

そういうわけで、今回のジャケット画像を見ていただくとわかる通り、タイトルの部分がロシア語表記になってるんですよ。凝ってますね。

実は私、ロシア語をちょっと勉強したことがあるんですけど、今回のタイトルのロシア語は全然読めなかったです・・・(^^;)

曲のほうも、聴いた瞬間に「これぞ沖井礼二の曲!」と叫びたくなるほど浮遊感・疾走感あふれる一曲なんですけど、いつもよりも清浦夏実のヴォーカルが淡泊で抑えた調子になっているところが、国境のエミーリャの終末的なのにどこか美しい世界観に、よくマッチしてると思います。

 

というわけで、TWEEDEES の新曲、ぜひ聴いてみてください!

 

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