今日は珍しく(というか初めて)、ゲーム関係の話をしちゃいます。
今日、久しぶりに元ゲーマーの私をピクッとさせるようなニュースが発表されました。
ファイナルファンタジーの3作目(FF3)が、プレイステーションポータブル(PSP)でリメイクされるというものです。
いまや14作目まで発売されている長寿シリーズものであるFFですが、3作目はもともと任天堂のファミコン向けに発売されたものです。
一回、ニンテンドーDS向けにリメイクされたことがありますが、今回それがPSP向けにリメイクされるのだそうです。
私は昔からドラクエとFFは大好きで、ゲームをする時間がほとんどなくなった今でも、FFに関しては新作が出ると買って遊んでます。
まあ最近の作品は、心から楽しんでるというよりは、くされ縁でやってる感じですが(おい!^^;)
実は、私が初めてプレイしたFFシリーズというのが、この3作目なんですよ。だからほんとに想い出深いんです。
この3作目には「ジョブ・チェンジ」というシステムがあり、とっても魅力的でした。
FFの1作目には既にジョブ(職業)という概念がありましたが、ゲームスタート時にジョブを決めてしまうと、その後変更が効きませんでした。言って見れば「終身雇用」のジョブシステムですね(笑)
それに対してFF3では、比較的自由に、何度でも、職業を変えることができるようになりました。まさに「ジョブ・チェンジ」、つまり転職が可能になったんです。
FF以外のRPGでも、転職という仕組みを持つものはあったんですが、転職するとレベルが1に戻るなどのペナルティがあり、ホイホイと転職を繰り返すようなかたちにはなっていませんでした。
それが大したペナルティ無しに好きなように転職できる(しかも職業が豊富!)というのは、なかなか画期的でした。
FF3が発売されたのは、1990年です。
つまりFF3は、まさにバブル崩壊間際の、世の中が見せかけの好景気に踊らされていた時期に開発されたゲームということになります。
私もよく覚えてますが、当時は「職業選択の自由、アハハン!」なんていう From A のCMが流行ったり、転職情報誌の名前をもじった「デューダする(転職する)」なんていう言葉が流行語になったりました。
この頃はほんとに世の中が浮かれていて、求人市場も完全な売り手市場だったようです。
むかし年上の友人と話をしていたとき、バブル当時の超ラクチンな就職活動のエピソードをいろいろ教えてもらいました。
ほんとにすごかったみたいですよ。
たとえば、牛丼の松屋に 資料請求したら内定が来たのだとか(笑)
それを聞いたときは思わず「んなバカな!」と笑っちゃいました。就職氷河期で苦労している学生が聞いたら怒りたくなるような話ですよね。
FF3に登場した「ジョブ・チェンジ・システム」に、この時代のにおいを感じてしまうのは、私だけでしょうか。
というわけで(どういうわけだ?)、FF3のPSP向けリメイク版が、9月20日に発売になります。
私はFF3はとっても楽しんだ想い出があるので、ぜひ買って遊びたいなと思っています。
・・・しかし1つ大問題があることに気づきました。
よく考えたら私、
PSPを持ってないわ