いやあ、今日も暑いですね~。
日中、仕事で外出したんですが、外を歩いているともう汗ダラダラです。
打ち合わせ前に客席のトイレでばしゃばしゃと顔を洗ってしまいました。
奥さんと出かけたときコレをやると、よく「男はそういうことできていいね~」と、うらやましがるような、呆れるような反応をされます(笑)
さて、今日も1つ初めての体験をしてしまいました。
それは、ノーネクタイで客先に打ち合わせに行くことです。
え? 小せえ初体験だなあ と思いましたか?
ブログ名が「小さな発見手帳」なんだから、私に大きいことを期待しないように(笑)
私も就職してから数年間は、外出するときは真夏であっても律儀に 上着+ネクタイ でびっしり正装してました。
そんな私も やがて
上着は念のため手で持って行くけど着ない
→ 上着は持っていかないけどネクタイはする
→ ネクタイもしない
というように進化(退化?)を遂げてきました。
でもネクタイだけは、外したら締まりがなくなるよなあと思って、真夏も付けていたんです。
しかし去年の震災以降、状況が一変した感があります。うちの会社の営業も、どんどんノーネクタイになっていきました。
道行く人を見ても、ネクタイしている人はわずかです。だいたい国が「スーパークールビズ」を推進しているくらいですし。
なので私もちょっぴり抵抗を感じつつネクタイなしにしてみましたが、やっぱり気分的にかなり楽ですね。
これからは、フォーマルな場以外はノーネクタイで決まりだな、って感じです。
ところで皆さん、ネクタイの由来ってご存知ですか?
私は昔から、いろんな人からいろんな説を聞いてきました。
たとえばこんな説です。
・どこかの海軍が、ケガした場所を縛ったり、合図をしたりするために
するようになった
・「信頼に反したら首をしめてください」(!)、という意味で、
イギリスの実業界で使われるようになった。
(穏やかじゃないですねえ^^;)
そんなこんなで、「結局どうなの??」という疑問をずっと持ってましたが、最近になってWikipediaで調べてみました。
どうやらネクタイの誕生は、1618年に当時の神聖ローマ帝国で起こった「三十年戦争」にまでさかのぼるというのが、有力な説らしいです。
当時、戦争に加わったクロアチアの兵士たちが、家族や恋人から「無事帰るように」という願いをこめてプレゼントされたチーフを首に巻いていて、これが一気にヨーロッパで広まったのだとか。
うーん、なんだかロマンティックじゃないですか~
今やそんな意味をこめてネクタイしてる人なんて聞いたことないですけど(笑)
結局、ネクタイとかスーツって世界中にフォーマルウェアとして普及してますが、結局はヨーロッパという特定の社会で育まれてきた服装です。
ヨーロッパは日本に比べると夏涼しいところが多いです。しかも湿気がそこまでひどくない。だからスーツみたいな服装が許容されてきたと思います。
だけど日本を含むアジアでは状況が違います 気温も高いだけでなく、湿度が高い(意外と湿度のほうがしんどさの原因だったりするんですよね)
だから、日本で上着やネクタイを外すのは「たるんでる」と非難されるようなことではなく、むしろ自然なことだと思います。
というわけで、今まで客先でネクタイをしていた私も、これからは基本的にノーネクタイで失礼させて頂きます~ m(_ _)m