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初めての中国! 上海出張記(3)
中国らしい雰囲気を楽しめる街・七宝

私の上海出張日記、今回で最後です。出張日記というか、完全に観光日記みたいになってますけどね。

・・・仕事はちゃんとしてきましたからね? 一応言っときますが(笑)

 

さてさて、2泊3日の出張の最終日は、朝に若干時間が空いていました。

海外では少しでも時間が空いたら街に飛び出すのが私のポリシー!

ホテルでゆっくり朝飯食べててももったいないです。朝がんばって早起きして、行ってみたかった場所へタクシーで向かいました。

出かけたのは七宝(チーパオ)という場所です。上海中心部からタクシーで20~30分(料金は1000円くらい)、地下鉄9号線も通っていて、お手軽に行ける場所です。

七宝というのはそのあたりの地区の名前ですが、その中に七宝老街(チーパオラオジェ)とよばれるエリアがあるんです。

ここは南宋の時代の街並みをイメージして造られた観光地になっていて、私たちが「中国」と聞いてイメージするような雰囲気の建物が川沿いに並んでいます。なかなかいい雰囲気の場所でしたよ~。

日本でいうと、川越の小江戸みたいな感じ? もうちょっと規模は小さいけど。

 

北大街の入り口

 

七宝は東西に流れる川を境にして北大街と南大街に分かれてます。こちらは北大街側の入り口にある門。入場料は特にかかりません。

北大街のほうはいろんな土産物屋が多くならんでいて、南大街は買い食いできるような食べ物屋さんが多い感じです。

 

北側の路地裏

 

こちらは北側の路地。朝早いこともあって、人がまだ少ない・・・

うーん、中国っぽい! キョンシー(古)でも出てきそうです。

 

北側のレストラン前

 

レストラン

 

川沿いに出ました。

 

七宝老街の川

 

橋の上から写真をカシャッ!

 

橋から見た七宝

 

う~ん、いい雰囲気です。

出張に来ていることを忘れそうです(笑)

 

別の橋の上から

 

こちらは別の橋の上から。

遠くのほうに五重の塔のようなものが見えます。ちょっとそこまで行ってみました。

 

七宝寺の外から

 

五重の塔じゃなくて、七宝なだけに(?)七重の塔でした。

ここは七宝寺(チーパオスー)というお寺でした。せっかく来たので中に入ってみることに。

 

七宝寺の中

 

全体的に目がチカチカするような色合いで、ゾウの置物が見えたり、僧侶が金色の袈裟みたいなものを着ていたりと、全体にインドかタイの上座部仏教系のお寺の雰囲気。

本当にそうなのかはわかりませんでしたが(^^;

それにしても人が少なかった! そりゃあ朝早くはありましたが、あまりに誰もいないので「ここ入ってよかったのかなあ」と不安になるほど。入場が有料(5元≒100円弱)だったからかな?

 

七宝のはずれの方では、時代に乗り遅れた感じのズンドコビートのBGMにあわせて、住民らしきおばちゃん達が楽しそうに朝のダンスをしてました。なぜかまわりに見物人の人だかりができてましたね~

 

おどるオバチャン

 

しかしおばちゃんたち、本当に楽しそうだったな~。混ざりたかったです^^

 

今回は時間がないのでただ街を歩いて通り抜けた感じでしたが、買い食いしながら街を歩くともっと楽しいはず。

七宝・・・けっこうおすすめのスポットです。

 

ちなみに、川の両岸の古い町並みから一歩外に出ると、巨大な道路(片側5車線?)を大量のクルマがひっきりなしに行き交い、ショッピングセンターがどーんと立つ、騒がしい街並みが現れます。

 

七宝の交差点

 

七宝という地区はけっこう開発が盛んなようですね。

今なお新しいショッピングモールを建設中のようでした。

 

七宝に建設中のショッピングモール?

 

 

上海はほんとにあちこちでマンションやら商業ビルやらを建設していて、いったいどんだけこの街を大きくするつもりやねんと圧倒されてしまいます。中心部を離れると土地もたくさん余ってますし。

何年か前に Scientific American という雑誌の特集記事で、「現在、世界で最も人口が大きい都市は東京(※ただし都だけでなく首都圏全体を東京としている)で、今後数十年それが続く」という予測が書かれていました。

でも、もっと早い時期に上海が抜いちゃうんじゃないか? と思うほどの勢いを感じました。また10年以上あとに上海に来て、今回見た街並みと比較してみたいですね~。

 

というわけで、以上、上海出張記でした!

 

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