秋の千葉小旅行記の最終回です。
●過去の関連記事
秋の千葉小旅行(1) 東京湾フェリーを満喫
秋の千葉小旅行(2) 初めての鴨川シーワールド
秋の千葉小旅行(3) 鴨川シーワールドの名物シャチ&あれこれ
秋の千葉小旅行(4) ゾウ以外も盛りだくさんの自然派動物園・市原ぞうの国
ぞうの国では1日に数回、ショーの時間があります。今までいろんな動物のショーを見てきましたが、ゾウのショーは初めてです。さすがぞうの国!
ショーは、園の中でも一番低い、入場口近くの広場で行われます。ゾウたちは普段高いところにいるので、このためにわざわざ坂道を下って広場までやってくるんです。
会場で待っていると、開始時間の少し前に、丘の上のほうで動物たちが一斉に「ウホウホ!!」「ギャーギャー!」と騒ぎ出しました。ゾウがやって来て興奮してるのでしょうね^^
そしてタイからやって来たゾウ使いの人たちを載せて、5頭のゾウが到着。
ゾウたちはほんとに芸達者で、いろんな芸を見せてくれました。くわしくは書かないので現地で見てください(笑)
ショーの途中で、「お店やさんごっこが大好きなゾウさんに千円札を渡してぬいぐるみをもらおう」 というイベントの時間がありました。
なんかズルい商法・・・と想いつつも(笑)、何事も経験だと、太郎にお買いものに行ってもらいました。
この通り、太郎自ら手で千円札を渡しました! ゾウさんはこれまた「鼻慣れた」動きで千円札を持って行くと、ゾウさんのぬいぐるみを太郎に手渡してくれました。
太郎はもらったゾウさんのぬいぐるみよりも、ゾウさんから付けられた泥が気になって仕方ない様子。親に似ず潔癖症でございます。
でも、席に戻って泥をぬぐってあげると、この通り。
今回のショーで一番驚いたのが、最年少のゾウ「ゆめ花」ちゃんのお絵かき!
ゾウ使いの合図を見ながらとはいえ、花にペンをはさんで、なんとも器用に複雑な線を描いていく様子に驚きました!
ゆめ花ちゃんが描く絵は毎回違うらしいんですが、この日は何を描いたと思います?
実は、ゆめ花ちゃんのお母さんであるプーリーが、つい最近、第2子(つまりゆめ花ちゃんの妹)を出産したんだそうです!
そういえば、園の入口のショップにもこんな看板がありました。
実はここで飼われているアジアゾウというのは、巨大な身体をしていますが繊細な動物だそうで、日本国内の動物園で出産したゾウが子育てを成功させた例は、いままでたったの7例しかないそうです。
しかも、ゆめ花ちゃんとこの赤ちゃんのように、同じママが2頭生まれ育てた例は無いのだとか! ぜひ元気に成長してほしいものです。
そんなわけで、ゆめ花ちゃんが描いた絵はコレ。
こんなに見事な曲線が描けるとはスゴい!
ショーの後は、ゾウの背中に載せてもらうこともできます(有料)。案の定、太郎が怖がって断固拒否したので、乗りませんでしたが(^^;
ショーの後、動物園の見ていない部分を見てまわりましたが、そこで1つハプニングが。
この動物園は動物との距離がとにかく近くて、巨大なカバをすぐ近くで見ることができました。
最初水の中に入っていたカバが水からあがってきて、巨体をゆらしながら私たちが見ている柵のすぐ近くまで歩いて来てくれたんですよ。
太郎と「おっきーねー!」と言いながら柵に近づいて見ていたんですが、カバはおもむろに回れ右すると、
「ぶりっ! ぶりっ! ぶりっっ!!!」
とウンコをものすごい勢いでまき散らし始めたんですよ(笑)
本気の悲鳴をあげながら撤退する私たち!
動物がウンコをするとしても、そのまま下にボットンと落とすだけだろうと油断してました。カバは私たちを警戒して、わざと撒き散らしたんでしょうか。それとも、そういう性格なんでしょうか・・・
すぐに飛びのいたので、なんとか被害にあわずに済んだと思ったんですが、帰りにしばらく車を運転していると、車中がなんか臭い・・・(笑)
どこに付いたのか特定ができないんですが、どうやら しぶき状のウンコがあちらこちらにかかってしまった様子なのです。トホホ・・・
というわけで、天気の不安はありましたが、結局見たいものは見られて楽しい秋の小旅行記でした。
ちなみに市原ぞうの国は、今年4月に新しく開通した圏央道の、市原鶴舞インターのすぐ近くにあり、以前に比べてずいぶんアクセスしやすくなったようです。ゾウ好きの方はぜひどうぞ!
●過去の関連記事
秋の千葉小旅行(1) 東京湾フェリーを満喫
秋の千葉小旅行(2) 初めての鴨川シーワールド
秋の千葉小旅行(3) 鴨川シーワールドの名物シャチ&あれこれ
秋の千葉小旅行(4) ゾウ以外も盛りだくさんの自然派動物園・市原ぞうの国