今日紹介する一曲は、アメリカのニューオーリンズ出身のグループ、タンク・アンド・ザ・バンガス(Tank and the Bangas)の2018年の曲『Smoke. Netflix. Chill.』です。
このグループのやってる音楽は、紹介するのがなかなか難しいんですよね~
大きなくくりで言えばブラックミュージックということになるんでしょうけど、ファンク、ヒップホップ、ゴスペル、ジャズにロックと、あらゆる音楽がごちゃ混ぜになった、ひと言で表現しにくい面白い音楽をやってます。
ファンクやヒップホップというと、暑苦しかったりダークだったりというイメージもありますが、バンガスの場合は肩の力が抜けて、どこか愛らしい、お茶目なおふざけ感が漂うのが魅力です。
このあたりは、ヴォーカル担当でグループの中心人物であるタリオナ "タンク" ボールのキャラクターに負うところが大きいかもしれません。
ヒップホップっぽいビートに乗りながらも、アコースティックで落ち着いた雰囲気のサウンドに、力強さとチャーミングさを兼ね備えたタリオナのヴォーカルが乗ります。
ライム(歌詞)のほうは、たぶん男との別れを歌ってるんですが、シリアスになり過ぎずユーモアにあふれているところがバンガスらしい。
ミュージックビデオを見てもわかると思いますが、彼らの曲ってどんなジャンルの音楽をやっても、どこかコミカルでポップでチャーミングなんですよね。
週末に、少し照明を落とした部屋でお酒でも飲みながら聴きたいですね・・・いやいや、タバコを吸って NETFLIX をだらだら見ながら聴いてチルアウトするべきか(笑)
ライブパフォーマンス版もあるので、こちらもぜひ!