「うちの太郎は、1歳を過ぎてだいぶ手がかからなくなってきたな」と思っていましたが、ここへ来て、昔できていたことができなくなる、ということがいくつか見られるようになりました。
まず、これまでは食べ物の好き嫌いが全くなかったんですが、最近、いやなものは口からぬちゅっと出すようになりました。
1歳になったころは野菜でも何でもむしゃむしゃ食べていて、保育園の先生からも「太郎くんは好き嫌いが無くてほんとに助かってます~」と言われてました。
ですがここ1か月ほど、葉っぱ系の野菜の味がダメになってきたみたいです。
特に、少し固めのものや繊維質のものがあるとNGです。
ブロッコリーもだめ(以前はゆでただけのをむしゃむしゃ食べてたのに!)、ホウレンソウもだめ、キウイフルーツや皮をむいたみかんですら、ダメな時はだめです。
好き嫌いがないのが自慢だったんですが、やっぱりそううまくいかないみたいですね。
そんなわけでいろいろ試行錯誤してみたところ、野菜はご飯と一緒に食べさせると、割と大丈夫なことがわかってきました。
固くてだめな場合は、細かめに刻むと大丈夫です。
柔よく剛を制すという感じで、ワガママになってきた太郎に応戦する私と奥さんであります^^
それから、以前は太郎はひとりで眠ることができていたんですが、最近それがダメになってしまいました。
ふとんに寝かせて「おやすみ」をしてとなりの部屋に出てしまうと、昔はそのままおとなしく横になっていたんですが、今はもう大泣きです。
昔と違って今の太郎は歩けるもんだから、寝床から飛び出してドアをどんどん叩きながら泣きじゃくります。
これには私たちも成すすべなし。一緒に添い寝するしかなくなっちゃいます。
しかもこの甘えん坊ぶりは寝る時だけではなく、最近はなにかと親にしがみつくようになりました。
機嫌の悪い朝は、一瞬たりとも親から離れようとしなくて、あやうく奥さんが遅刻しそうになったことも(^^;
なんでこんなふうになっちゃったのかなあと考えてみると、一つ思い当ることがあります。
12月のはじめに私と奥さんの帰りが夜遅くなる日があって、奥さんの両親にうちへ来てもらって太郎の面倒を見てもらっていたんです。
そのときは予想外に帰りが遅くなってしまって、先に帰った奥さんでも家に着いたのが10時過ぎ(いつもは寝る時間)になってしまったんですね。
このときは、心細かったのと眠かったのが理由だと思いますが、太郎はえらく機嫌が悪くて、奥さんがなだめるように添い寝してあげたんです。
どうもこのときを境に甘えん坊モードがひどくなったみたいなんです。
いまは太郎が寝付くまで奥さんか私が添い寝をしてます。
ただ、なかなか寝付かないことがあるんですよね。
こっちが寝息を立てるフリをして寝かそうとしていると、ひげをじょりじょり触って何かしゃべりかけてきたりします(笑) 機嫌よさそうに見えるもんだから、そんなら一人で寝られるだろうと思って部屋から出ようとするとやっぱりダメで、とたんに大泣きし始めます。
そんなこんなで、夜の自由時間が取れずにブログの更新がしにくい日が続いています。
子どもの成長は一直線には行かないですね。
太郎は聞いて理解できる言葉がだいぶ増えてきて、簡単な単語は自分で言えるようになってきました。できることが増えてきたせいか、何をやるにも興味津々で、笑顔も増えてきました。
けれど、自分というものが芽生えてきた今の太郎にとって、毎日の生活は新鮮で楽しいものであると同時に、ある意味戦いでもあるのかもしれません。
わかること・感じること・できることが急に増えて、自分の気持ちに折り合いをつけるのに苦労しているんだろうなあと想像しています。
3歩進んで2歩下がり、ときには3歩も4歩も下がりながらも、成長していく太郎。
来年はどんな一面を見せてくれるか、楽しみなような不安なような・・・
そんなことを思いながら、今日もえらく甘えん坊な太郎とべったり過ごした年末の一日なのでした(^^;