音楽

オトナなロマンチストのラブソング・・・『Darling Pretty』 by マーク・ノップラー(Mark Knopfler)

今週は、私が一番好きなギタリスト、これまでもブログで何回か名前を出しているマーク・ノップラーのライブ映像を紹介しちゃいましょう!

彼の1stソロアルバムの冒頭を飾る曲、『Darling Pretty』です。

悩み傷ついた男をやさしく受け止めてくれる大切な女性へ捧げる、不器用でロマンチックなラブ・ソングです。

 

 

いやあ、シブい! いい感じに力の抜けた歌とギターが、ゆったりとしたビートに乗って、なんともいえないリラックスした雰囲気を運んでくれます。

そしてノップラーの枯れた声の魅力がたまりません。

私はこのボソボソっとしたヴォーカル(笑)を聴いただけで、もう身体の芯がほんわかして、「ああ、帰るべきところに帰ってきた」みたいな気分になっちゃいます。

ノップラーといえば、ピックを使わないフィンガー・ピッキング奏法で有名ですが、この曲でも絶妙な陰影をつけたエレキ・ギターを聴かせてくれてます。

 

マーク・ノップラーは、1980年代にダイアー・ストレイツというバンドを率いて、かなりのヒットを飛ばしました。

1990年代にソロ活動に移行してからも、今にいたるまでに精力的に作品を出しつづけ、海外ではいまだに大勢のファンをもつ有名なアーティストです。

ところが、どうしたことか日本ではさっぱり人気がない!

なので、さっぱり来日する気配がない!(苦笑)

来たら、わたしゃ絶対に観に行くのに・・・

ブルース、フォーク、カントリーなんかの色合いが強いし、派手さがないお子様お断り雰囲気が、ウケない理由なんでしょうね。

でも、こういうふうにポップで広く受け入れられそうな曲もたくさんやってるし、もっと多くの人に聴かれて欲しいです。

というわけで当ブログでは今後も細々と(^^;)、 マーク・ノップラーを応援し続けていきたいと思います。

 

●過去の関連記事
ザッケローニが好きな理由
今回紹介した『Darling Pretty』が収録された1stソロアルバム
『Golden Heart』(輸入版)
Mark Knopfler
ワーナー
1996年3月26日リリース

 

 

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