女性アイドル 音楽

ももクロのライブを初観戦(配信だけど)
ABEMAの有料動画配信もとっても快適

4人組女性アイドルグループ・ももいろクローバーZ(そんなに丁寧に説明する必要ないか。笑)が、9/19(日)に配信限定ライブ「The LIVE ~諦めない夏~ in ABEMA」を開催しました。

実はワタクシ、今年(2021年)に入ってからももクロにはまった超新参者のため、ももクロのライブをリアルタイムで観るのはこれが初めてになります。

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ももクロ陣営も 2020年春からすべての有観客ライブを取りやめる(一部は延期)など、大打撃を受けました。

2021年夏は、ようやく観客を入れてのライブを開けそうだということで 7月開催に向けてチケットを発売したものの、不運にもメンバーの入院などがあって9月に延期。さらにその後のコロナの感染拡大もあって、結局ライブは中止になってしまいました。

メンバーもスタッフもせっかく一生懸命に準備したのに、本当に悔しいだろうな・・・と思っていたところ、9/7になって突然、「9/19に配信ライブやります!」という告知が出されました。なんでも、夏のライブで予定していた曲を中心に、配信用に組み直した内容になるとのこと。

「うわ、急だな~」と思いましたが、ももクロ好きな友人のいなくて、なおかつワクチン接種が終わってない自分でも、配信であれば自宅で気軽に観られます。ということで、人生ではじめてももクロのライブにお金を出しちゃいました。

 

去年のコロナ禍以降、何組かのアーティストのライブ配信を観てきましたが、今回は初めて、ネット動画配信の ABEMA でのライブ配信を観ました(端末はパソコン)。

ABEMA の動画についてまず思ったのは、画質がいい!ってことですね。

私がこれまで見てきたライブは、画面の解像度が1280×720かそれ以下で配信されていたらしく、フルHD(1920×1080)対応のパソコンで全画面表示すると表示がガクガクになりました。また、録画機材の都合か、動画のビットレートの都合かわかりませんが、動画がいまいちナメラカでない点が気になることもありました。

今回はそういうことがまったく無かったです。使ってる端末やネット環境はこれまでと同じなのに、画質はクッキリ、動きもなめらかで、全画面表示をしても Bluerayを再生しているのとほとんと遜色のない映像を楽しめました。

ABEMA のシステムがうまいのと、ももクロ陣営ががっちりと環境を整えていたのと、両方が良かったのかなと思ってます。

 

ライブの内容もよかった! 「これをやれば盛り上がる!」とわかっている昔からのヒット曲に頼らず、今のももクロの多彩な魅力が発揮される、最近の曲を中心にしたセットリストが組まれてた印象です。スタジオライブでしかも配信という性質を活かして、勢い優先ではない、じっくり聴かせるライブをみせてくれたと思います。

それにしても、1曲目が「レディ・メイ」というのは予想ができなかったなあ。(下の動画はライブ映像ではなくて、ミュージック・ビデオですが)

 

 

「ももクロ=かわいい」という単純なパブリックイメージから外れた、ブルース・ロック調のこの曲を歌うももクロ姉さんからは、「過去のヒット曲に安住しないで、今の私たちの最高の表現で楽しませるぜい!」というかっこよさを(勝手に)感じました。

ライブは90分の予定と聞いていましたが、70分ちょっとでいったん終了、そしてちょっとの間をあけてアンコールというかたちで再開しました(ライブっぽい演出)

 

このアンコールの選曲がまたズルかったです。今年に入って見事に描き直された「モノクロデッサン」をラストに持ってくるのなんて、(ちょっと予想はしてたけど)ほんとに卑怯ですわ。

「吼えろ」も実ははじめて映像で観ましたが、「あれ、これってこんなに勇気づけられるいい曲だったのね」とはからずも涙が出そうになりました。実は2018年のライブ映像が YouTube で公開されてます。この曲はももクロの曲の中でもかなりストレートな曲なので、ぜひぜひみんなに聴いてほしい曲です。

 

 

ももクロは今年に入ってから、コロナ感染や顔面麻痺などの不運があって思うように活動できない日々が続いていたので、こうして4人揃って笑顔で90分のパフォーマンスを見せてくれたという、そのことだけでなんか感動しちゃうんですよね(笑) あーりんはまだ少し本調子でなさそうな感じでしたが。

「ああ、これでももクロの夏に決着がついたな。この先を楽しみにできそうだ」と思えて、さわやかな余韻の残る、素晴らしいライブでした。

 

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