Amazonで予約しておいたaikoのニューアルバム「時のシルエット」が到着しました。
私は学生のころからaikoが好きで、シングルもアルバムも初回限定版をゲットするほどのファンなんです。
もういい年したオジさんがaiko好きと言うと、「なんかキモイ」などと言ってくる悪友もいますが、聞く耳持ってません(笑)
aiko
「時のシルエット」 (10thアルバム)
ポニーキャニオン
通常版
初回限定版
この初回版のジャケット写真は、aikoがビルの屋上でほんとにジャンプして撮ったのだそうです。
結構高く飛んでますよ、コレ。しかも400回も(!)ジャンプを繰り返したとか
何がaikoをそこまでさせたのか わかりませんが(笑)、すごい執念ですね
さて、今作もどこから聴いてもaiko節の、楽しいポップチューンが目白押しです。
最近のアルバムに比べて、全体にさわやかな印象の歌が多くて、初夏というこの季節にぴったりな雰囲気です。
2曲目「くちびる」なんかは、このアルバムで一番好きかもしれない。aikoには珍しく、エレピがおしゃれでいい雰囲気です。歌詞のほうはアツすぎるほどアツい恋愛感情が爆発してます^^
あとは、映画「ダーリンは外国人」の主題歌になり、シングルカットもされた5曲目「向かいあわせ」も、サビの夢見るようなメロディーがいいです。
aikoは昔「恋愛ジャンキー」を自称していただけあって、ほんとに恋愛の歌詞が多いんですよね。
今でもそうなんですが、よくよく歌詞を聞いてみると、その雰囲気は昔とかなり変わってきてます。
今作なんか、曲調はさわやかですけど、すごく内省的で複雑な心境を歌っていたり(「時のシルエット」というアルバムタイトルのせいだろうか?)、艶っぽいというか、フェティッシュな表現が、今まで以上に出てきてる気がします。
四捨五入するとアラフォーな年代に入ったaiko(見えないけど!)は、確実に表現にオトナの深みが加えているなと思います。
だから今の私にも十分楽しめるアルバム・・・ではあるんですが、
欲を言えば、aikoには恋愛以外の人間模様についてももっと歌って欲しいなと思うんですよね~。
私も今や結婚して子どももでき、恋愛から距離をおいてしまっているので、そう思うのかもしれないけど。
というわけで、aikoのさらに新しい展開にも期待しつつ、しばらくはこのアルバムを存分に楽しむことにします。