今日は、シンガーソングライター 古川麦(ふるかわ・ばく)の『Love現在地』という曲を紹介したいと思います。
古川麦は1984年にカリフォルニア州オークランドで生まれ、日本・オーストラリアで育ったというシンガーソングライターです。
中学のころにジョアン・ジルベルト(ボサノバの伝説的ミュージシャン 気難しいことでも有名^^)から強い影響を受けて、アコースティック・ギターの弾き語りを始めたんだそうです。
東京芸大の音楽学部を出た本格派ですが、決して近づきがたい「芸術家」感があるわけではなく、むしろとても親しみやすくてナチュラルな作風が魅力なんですよ。
ボサノバなどのブラジル音楽の影響も感じさせつつも、ボーダレスでとても風通しのよいポップスを楽しませてくれます。
まさに爽やかポップスが大好きの私のツボを直撃するアーティストです(笑)
それでは、2018年にリリースされた2ndアルバム『シースケープ』の最後に収録されている『Love現在地』のMVをどうぞ!
全体にただよう、自然体で穏やかで、なんとも言えず心地よい雰囲気が最高!
休日の昼下がりに散歩しながら口ずさみたい感じですね~。
MVのほうも、Love現在地(いまの自分のありのままの状況を愛しよう)というタイトルの通り、何気ない日常の喜びが描かれた素敵な映像に仕上がっていて、私はついつい何度も再生してしまいました。
おかっぱの親子がすっごくかわいらしくて気になります(笑)
MVに関する具体的な情報が少ないのですが、断片的な情報を集めると、どうやら草津(群馬)と尾道(広島)の2箇所で、友人の協力のもとで撮影した映像のようです。
亡くなった方をしのぶシーンも含まれていますが、悲しみを受け止めながらも今ある日常を大事に生きようという、静かなるメッセージが全編を貫いています。
この曲を収録した 2ndアルバム『シースケープ』は、1枚目以上に日本語の歌詞表現が豊かになり、歌ごころあふれるアルバムになっていると思います。おすすめです。