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【Book】『ロシア音楽はじめてブック』・・・表紙はかわいいけど中身は硬派

投稿日:2012年8月15日 更新日:

毎年ゴールデンウィークに開催されている、クラシック音楽の祭典といえば「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」です。

元々フランスで始まったクラシック音楽祭ですが、2005年から日本で開かれるようになりました。(メインは東京。最近は金沢などでも開催)

クラシックの音楽祭というと、ファンしか行かない、堅苦しい、というイメージがありますが、それを打破して誰でも楽しめる場にしようというのが、「ラ・フォル・ジュルネ」のコンセプトです。

毎年、特定の作曲家やジャンルなどをテーマとしてとりあげ、それに沿った公演(一部無料のものも有り)が複数の会場で同時並行で開かれます。

イベントや企画もいろいろあり、ロックフェスのクラシック版という感じの、ワクワクするような雰囲気があります。(そもそも「ラ・フォル・ジュルネ」とはフランス語で「熱狂の日」という意味)

嬉しいのが、チケットが1公演あたり2000円~3000円程度で、時間も1時間以内であること。「何時間も座るのはちょっと・・・」「高いのはちょっと・・・」という初心者にも、たくさんの公演をはしごしたいマニアにも嬉しい設定です。

私も2005年の第一回(テーマはベートーヴェンでした)に行きましたが、当時まったくクラシックに関心のない私でも楽しめました。

まだ足を運んだことがない方は、一度行ってみるとおもしろいんじゃないかと思います。

 

さて、このイベントの開催時期は、さっきも書いたとおり、ゴールデンウィークです。

今年のはとっくに終わってます。

じゃあなぜ今ごろこんな話をしているのかというと(笑)、最近読んだ本に関係あるからです。

今年2012年の「ラ・フォル・ジュルネ」のテーマは「ロシアのクラシック音楽」でした。

そしてそれにあわせて出版された、音楽祭のパンフレット的な位置づけの一冊を、遅ればせながら読んでみたんです。

その本が、こちら:

 

『ロシア音楽はじめてブック』
著者: オヤマダアツシ
出版: アルテスパブリッシング

 

前にも書きましたが、私はロシアの作曲家のプロコフィエフにハマってまして、ロシアのクラシックにすごく興味があるんです。

だから、今回私は「ラ・フォル・・・」には行けなかったんですが、今さらながらこの本を読んでみました。

ちなみに発行元のアルテス・パブリッシングは、主に音楽の書籍を出している比較的新しい出版社ですが、硬派で力の入った書籍を出し続けていて、私のお気に入りの出版社の1つです。

 

この本、表紙がかなりかわいいし、「はじめてガイド」なんていうタイトルなので、クラシック初心者向けかなあと思いましたが、ちょっと違いました。

おそらくこの本が一番ぴったりくる読者は、「クラシックを少しは聴いていて、ロシアといえばチャイコフスキー、ラフマニノフくらいは知ってるけど、他の作曲家のことも知りたい」という人だと思います。

作曲家ごとに作品やエピソードを並べるスタイルで書かれていて、CDのライナーノーツのような硬派な文章が淡々と並んでいるので、読み物として通しで読むのはなかなかキツいかも。

「ロックの名盤ガイド」みたいな本と同じ感じで、これから聴く作品をセレクトするために拾い読みする使い方がいいような気がします。

ちなみに私はこの本のおかげで、「耳にしたことはあるけど、誰の何という曲かわからない」という曲のうちいくつかの正体を知ることができ、なかなかおもしろかったです。

その曲を2つほど、最後に紹介したいと思います。特に後者は、多分ほとんどの日本人が聞いたことがある曲じゃないかな。

 

『オペラ ルスランとリュドミラ 序曲』
グリンカ 作曲

 

先日、NHK Eテレの「ららら♪クラシック」っていう番組をチラッと見たとき、この曲をやってました。

 

『組曲「道化師」より 第2曲 ギャロップ』
カバレフスキー 作曲

 

運動会の定番ですね。これもロシアの人の曲だったとは。

それにしても最近は、タイトルさえわかればどんな曲でもたいていYoutubeで視聴できちゃうんだから、ありがたい(ある意味、味気ない)時代になりましたね~。

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