新米パパの小さな発見手帳

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ビジネスパーソンの3分の1が「キャリアの危機」レベルの失敗を経験(日経新聞)

      2015/07/08

9月25日の日経新聞に、ちょっと面白い調査の結果が載っていました。最近私が興味を持っている、組織のリスク管理に関する話題です。

なんでも日経新聞がgooリサーチと共同で行なったアンケート調査で、キャリアにおける重大な失敗の有無を調べたのだそうです。

このテーマ、とっても気になります!

表立って語るのがはばかられるテーマなだけに、今まで意外と行なわれてこなかったタイプの調査じゃないでしょうか。

 

この調査によると、大きな失敗をした経験のある人は46.4%に達するそうです。

さらに「キャリアの危機」になりかねない始末書レベルの失敗をした人に絞っても、全体の3分の1くらいいたのだそうです。

「大きい」や「始末書」の判断基準は人・組織によって違うと思いますが、いずれにせよ、この比率は意外と高いなあという印象を持ちました。

 

次に、「なぜ失敗したと思うか」と原因について尋ねると、一番多かったのが「事前の準備や確認が不足していた」で44.2%とのこと。

以下、

「2位・仕事が重なり、集中力が鈍った」

「3位・突発的な出来事で適切な判断ができなかった」

「4位・社内や取引先へのホウレンソウ(報告・連絡・相談)を怠った」

のようになっています。

1位と4位は、基本的にやるべきことをちゃんとやっていないために起こった失敗と言えるんじゃないでしょうか。

2位は、管理職の仕事の管理がうまくない点もあるかもしれませんが、各個人レベルで仕事をコントロールする工夫が足りないということも、多分にあるのではと思います。

逆に言えば、慣れや油断・甘えといったものに注意して、ビジネスの基本動作をきちんと行なうだけで、大きな失敗をかなりの程度防げる、と言えるんじゃないでしょうか。

 

この調査によれば、失敗が最も多いのが20台後半なのだそうです。

20台後半に失敗が大きい理由として、この記事では「仕事を始めて少したち、大きい業務や判断が任されるようになったものの、経験や能力が十分でないためではないか」と言っています。

また、「仕事への慣れに伴う油断でビジネスの基本動作がおそろかになりがちなのでは」とも指摘しています。

これはとても耳に痛い指摘です。30台半ばに入った私は、「こんくらいでいいだろう」と、基本的なチェックや事前準備が甘くなっている気がします。

背筋を正さなくてはいけないなと感じました。

 

最後に、失敗にどう対処したかです。

1位は「誠心誠意、謝る」で70.5%。

以下、

2位「問題を正確かつ迅速に報告する」 55.8%

3位「上司などに再発防止策や改善策を示す」53.5%

でした。

緊急時の対応としては、とにかく上の人間に報告するのが一番ですね。抱えたり隠したりすると、結局自分が追い込まれてしまいますから。

その上で、3位にあるように、再発防止策を取る必要があるでしょう。

 

ちなみに私も、「ミス」とは言い切れないのですが、あわや大問題という事態を招いたことがあります。

詳しくは書けませんが、顧客から受領した情報を軽率に扱っているかのような印象をその顧客に与えてしまい、不信感を抱かせてしまって大騒ぎになりました。

このときは、上司に前面に立って解決してもらいました。

私の上司は非常に厳しくて、グループ全員から恐れられている存在です。

しかしこのときだけは、トラブルを報告したとき、「わかった。状況整理のため、これこれの情報を出してくれ」と、冷静に対応してくれました。

そして顧客のところに同行してくれ(忙しい人なので、私の外出時に同行するなんて普段はまった無いんですが)、前面に立って説明をしてくれました。

さらには、落ち込む私を励ますようなことさえしてくれました。

このときは「勢いあまって誤解を招いたのであって、ミスとは言いにくい」ため、あまり激しく叱責しなかったという面があると思います。

それでも、私のせいで起こった危機に対してちゃんと責任を引き受ける覚悟を示したこと、部下を最後まで見捨てない懐の深さ、そういったところに、心の底から敬服したのでした。

これが上司というものなのか! このようにあらなくてはいけないんだ! と思いました。

そして、ある意味ドカンとしかり飛ばされるよりもずっとこたえました・・・。

仕事への臨み方や責任の考え方、情報管理の重要性などを、ひしひしと思い知らされる出来ごとでした。

 

何の役にも立たない単純ミスを何度も繰り返すのはおばかさんですが、失敗を恐れて何もしないのは、一番いけないことだと思います。

大事なのは、失敗から学ぶこと、そして同じ失敗は何度も繰り返さないことだと思います。

失敗から学ぶ姿勢で、リスクにひるまず仕事をしていきたいものですね。

 

 

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