今夜は、仕事をはやめに切り上げられたので、前々から行きたかったアイルランドのバンド「ルナサ」のライブを、当日券で観に行ってきました!
ここから先はちょっとマニアックな話になるので、「ルナサって何?」という方は、こちらの記事のほうをどうぞ!
●過去の参考記事
疾走感がかっこ良過ぎるアイリッシュバンド、待望の新譜・・・『ウィズ・RTE・オーケストラ』 BY ルナサ
会場は東京メトロ・表参道駅のすぐそばにある青山CAY。前に別のライブで一度だけ来たことがある場所で、ちょっと懐かしい・・・、
私が会場に入ったときは、すでに椅子席はいっぱい。後ろのほうの立ち見エリアに陣どりましたが、そこもけっこう人が多かったです。やっぱりルナサ、アイルランドのトップバンドの1つだけあって、人気あるなあ。
それにしても、ライブらしいライブに出かけるのってほんとに久しぶり。開演をまつ間のわくわく感を味わうのも久しぶり。やっぱりいいっすね、この感じ。
ルナサのライブを観るのは実はこれで実に4回目です。
今回の来日では、メロディー楽器の3人(ショーン、ケヴィン、キリアン)はいままでどおりの鉄壁メンバーですが、リズム隊の2人が変わってました。
ギターはエド・ボイド。前任のポール・ミーハンに代わって、最新アルバム『ウィズ・RTE・オーケストラ』以降正式メンバーになったようです。彼は以前フルック(Flook)というバンドにいましたが、私はフルック自体に来日した彼を観たことがあるんですよ。
そしてベース。てっきりルナサ結成当初からの鉄壁メンバーであるトレヴァーが来日した・・・と思っていたらなんと違いました。ジェイソン・サイファーという人がベース担当です。トレヴァーは何か用事? 脱退? よくわかりませんが気になります。
そんなわけで、若干顔ぶれがかわって雰囲気が変わっちゃったらどうしようと思ってましたが、始まってみればどこをどう切り取ってもいつものルナサ!
クールで淡々とした 佇まいのキリアン、はにかみ屋の兄ちゃんのショーン・・・これまで見たライブのときの調子のまま! まるで懐かしい友人に再会したような気分です。
フルートのケヴィンも相変わらず冗談大好きおしゃべり担当という感じで、一曲一曲の由来を詳しく説明しつつ、おふざけを連発。
「10年くらい前に初めて来日したときもここでやったらしいけど、そのとき来てた人はいる? おお、あなたはあの頃と変わってないね。我々はちょっと老けちゃって、私はちょっとハゲちゃって、ショーンはちょっと太っちゃいました。すいません」
心配していた新しいリズム隊もまったく違和感なし! ルナサのサウンドにばっちりとハマっていました。ギターのエドとベースのジェイソンが時おり顔を見合せながら楽しそうにプレイしていて、なかなかいい雰囲気です。
演奏された曲は、もうかなりうろ覚えですが大体こんな感じだった・・・と思います^^;
( ) は何枚目のアルバムの曲か
Good Morning Nightcap (3)
Leckan Mor (6)
Absent Friends (6)
Ryestraw (7)
Breton Set (Midnight In Aviles (6))
Scully's (3)
Dr. Gilbert ~ The Merry Systers of Fate (2,3)
4 Reels by ショーン&ステファニー
3 Tunes by ケヴィン
Air (タイトル不明) by キリアン
The Last Pint (1)
The Minor Bee (3)
~アンコール~
Ash Plant Set (1)
大好きな大好きな1曲目 「Good Morning Nightcap」のイントロを聴いた瞬間に、もう、ぶわーっと涙が出そうになってやばかった・・・。
私はどうしても初期のころのアルバムに思い入れがあるんですが、ライブ前半でわりと最近のアルバムの曲を聴いて、「この曲もいいじゃん!」と魅力を再発見できました。
会場はかなりの盛り上がり。アップテンポな曲をやったり、ゲストのステファニーが華麗なステップダンスを披露するたびに、大歓声があがってました。最後のアンコールは定番盛り上がり曲の Ash Plant で会場総立ち!
やっぱりルナサは最高でした! でも欲を言えばもっと前の方に陣取って見たかった。
終演後にサイン会があったので、ばっちり参加して楽譜にサインをもらってきました。メンバーにいろいろ言いたいことがあるのに、いつもこの瞬間になると言葉がうまく出てこない・・・いい歳して、お前は恋する乙女か、って感じですが(笑)
近ごろアイリッシュの演奏からはすっかり遠ざかってしまってますが、楽譜をゲットしたことだし、ひさびさにフィドル(ヴァイオリン)でも取り出して弾いてみようかな~、なんていう気になりました。