少し前に、うちの奥さんの出産予定日が近づいていることをブログで書きましたが、ついにその予定日を過ぎました。けど、次郎(仮名)はまだ生まれてくる気配がありません。
ふつう、出産直前になるとお腹の赤ちゃんはだんだん動かなくなってくるものだそうですが(きつくて動きにくくなるから?)、次郎はめっちゃ元気に動きまくっています。
まだ4か月目くらいの段階で早産の危険性が高まって、奥さんも私もあれほど心配させられたというのに、いざ生まれるという段階になるとなかなか出てこないとは次郎も困った子です^^;
自然の摂理というものは、人間さまの都合のいいようには働いてくれませんね~。
まぁ、そういうわけで、奥さんと太郎(最近3歳になりました)は、うちから車で20分ほど離れた奥さんの実家に待機して、出産を待っている状態です。だから私は、10日くらい前から1人暮らし状態になってます。
平日仕事があって奥さんや太郎と会えない私ですが、毎日奥さんに電話をしてます。
ただ、1つ残念なことがあります。
それは、太郎が電話にはまったく出たがらないこと。
太郎は、私と面と向かって会ったときは、うるさいくらいによくしゃべるんですよ。
でも私からの電話を受けた奥さんが「ほら、お父さんだよ~」と太郎に携帯を渡しても、太郎は手でそれをはねのけたり、どこかへ逃げて行ってしまったりする。
それどころか、奥さんと私が電話で話をしていると、すぐに割って入ってきて
「このチャンスはあとで~!」
などと謎の言葉を発して、通話を中断させようとするんです。
太郎がマセたことや高級なことをしゃべるときは、たいてい保育園の先生や大人の言葉をひろってマネしてるものですが、この謎のフレーズは一体どこで覚えてきたんでしょうか。
太郎にはチャンスを後まわしにしない人生を歩んでほしいんスけどねぇ(笑)
太郎が電話に出てくれることもたまにはあります。
でも、たいていの場合はずーーっと沈黙していたり、
「ベルファイア(※トヨタの車の名前)買ってほしいの」などといきなりトミカをおねだりしたり、
「あのさ、これさ、グイーンってなっちゃうの」と言いたいことを言ったり・・・。
会話のキャッチボールどころではなく、アイドルの始球式みたいな球ばっか投げてきます。
やっぱり小さい子にとって、姿の見えない人と音声だけを頼りにコミュニケーションを交わすというのは、難しいものなんでしょうかね。
私の中では、「子どもとの電話」というと
単身赴任のパパがママに電話を入れる。
すると子どもたちが「ぼくが出る!」「私が出るの!」などと受話器争奪戦をくりひろげてお父さんと話したがる
という たいへん古典的 な理想像がありますが(笑)、我が家で子どもたちとまともな会話が実現するのはいつの日のことでしょうか・・・