何度は書いていますけど、最近うちの次郎@4歳はちょっと気難しい時期に突入してます。
お兄ちゃん(太郎)とケンカになったり、親から何かを制止されたりすると、自分の中の不満や反発をどうにも抑えられないらしく、叩いたり蹴ったり物を投げたり、乱暴な言葉を叫んだりするんですよ。
お兄ちゃんも私や妻もそんな言葉を使った記憶がまったくないので、一体どこでそんな言葉を仕入れたのか不思議です。
保育園でお友達から教わったのか、それとも最近やたらと観ているバトルもののTV番組で耳にして気に入ってしまったのか(^^;
ともかく、次郎がいったんそういう怒りモードになると、手がつけられません。
次郎に関しては、厳しく叱りつけても火に油なことがわかっているので、
「かっこいいヒーローはそんな事言わないぞ~」
「そんな怖い言葉を使うとお母さん悲しいな」
みたいになんとかなだめたり、不満な気持ちへの理解を示してみたりと工夫をするのですが、うまく収まらず自然鎮火するのを待つしかないことも多いです。
怒ってないときはやんちゃで無邪気な、ほんとにかわいい息子なんですけどねえ。
さて、そんな次郎くんにとって、最近マイブームの言葉があります。
それは
ぶっつぶす
というものです(笑)
他に
ぐちゃぐちゃにする
という進化形もあります。
家の中だけならまだいいんですが、どうやら保育園でも「○○(人や物)をぶっつぶす」と言うことがあるみたいなんです。
「叩く」とかでなくて「ぶっつぶす」・・・しかも公の場で人に対して言ってしまう・・・これは穏やかではありません。止めさせたいです。
先日も、うちでお兄ちゃんとケンカしたとき、次郎が
「もうお兄ちゃんなんてぶっつぶしてやる!」
と吐き捨てるように言いました。
私たち親は慎重に言葉と言い方を選びつつ、次郎をたしなめました。
だけど、言葉や口調は柔らかくても、自分に文句をつけているという事を敏感に感じ取ったのでしょう。
次郎はムッ!とした表情でこう言い放ちました。
「じゃあ、お兄ちゃんなんてぶっつぶさない!」
「ぶっつぶさないからねーーーだ!」
そう。
次郎はどうやら
汚い言葉でも否定形にすれば許されるんじゃん?
などという、巧妙な技を思いついたようなんです。
誰に似たんでしょうかね、この反骨精神と悪知恵の鋭さ(笑)
変に賢いというか、たくましいというか・・・
思わず感心しちゃったじゃないか!
次郎の自制心と相手を思いやる気持ちが芽生えるまで、もうしばらく気長に見守る必要がありそうです。