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うちら陽気なアメリカ人

投稿日:2012年10月25日 更新日:

先日、うちの会社で「ビジネスにおける人権意識」に関する簡単な勉強会があり、参加してきました。

ビジネスと人権というと、あまり関係なさそうに思う人もいるかもしれませんが、ニュースでよく耳にするセクハラやパワハラ、パワハラ、社内いじめなどの問題は、人権に関するトラブル(犯罪)と言えます。

その勉強会の講師が強調していたのは、「人を傷つける発言や行動をしている人は、そのことに気づいていないものだ」ということです。

そうした発言・行動の背景には、話し手の「先入観」や「固定観念」があることが多いのだそうです。

これはよくわかる気がしました。

今は性別、年齢、国籍、出身地、家族の構成や事情、健康状態、価値観まで、いろんな人が協力して仕事をする世の中です。

なにげなく発言したら、相手を思いのほか傷つけたり、トラブルを招いたり、という可能性は昔より高まっていると思います。

多少保守的かなと思うくらい、公の場での言葉づかいには慎重になったほうがいいと私も思います。

 

勉強会では、人を傷つける発言として、「男/女なんだから・・・」とか「まだ結婚しないの」とかの発言があげられてました。

これはよく言われることですよね。差別とまでは言えないかもしれませんが、人によってはプライベートに立ち入った質問に対して嫌な気持ちになり得る発言でしょう。

それ以外にちょっと「なるほど」と思ったのが、障害を持つ方を傷つけるかもしれない表現に気をつけよう、という話です。

たとえばプレゼン資料に使うイラストで指や足を省略したりデフォルメしたりするのは良くないとか、「足切り」「手がない」などの表現に注意せよ、などです。

この手の表現については、私は正直いままで意識したことがありませんでした。言われてみれば、確かにこういう表現で、障害のある方を傷つけてしまう可能性はありますよね。

ただ、この手の問題って、一歩間違うと「言葉狩り」や「行き過ぎた遠慮→コミュニケーション拒否」になってしまう危険を含んでいるから、難しいですよね・・・。個人的には、さっきの例の「足切り」がダメと言うのは、ちょっとやり過ぎな気がしますけどね。

結局、その場その場で相手の気持ちを相手の立場になって想像する。考える。これに尽きるのでしょうね。ただ、不特定多数の前や公の場での発言は、ことさら慎重な配慮が必要なんでしょうね。

 

さて、一気にやわらかい話題に変わるのですが、「先入観」「固定観念」ということに関連して、私が昔からずっと思っていることがあります。

それは、テレビの番組で、アメリカのスポーツ選手や俳優、歌手などがインタビューにこたえるとき、

字幕や吹き替え音声で

「○○○さ!」

とか

「○○○なんだ」

みたいに、やたらと陽気になれなれしく訳すのはオカシイ!ということです^^

 

だって、いくらスポーツ選手や芸人といっても、日本人がインタビューに答えるときの口調は基本的に「です・ます」調でしょう?

なぜアメリカ人になった瞬間に、やけに陽気になっちゃうのか?

これは、「アメリカ人=陽気」という先入観に影響されている気がしてなりません。

陽気なアメリカン風に訳すと、今度はそれがさらにアメリカ人の陽気なイメージを強化することになります。

この手の「キャラクターづけ」はネタとしては面白いですが、ありのままに人を見ることを邪魔してしまうように思います。

マスコミにおどらされるな!

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