新米パパの小さな発見手帳

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疾走する笛の音色に興奮必至!  3rd アルバム『Haven』 by Flook

      2014/06/21

今日は、私にとってちょっとなつかしいバンドを紹介したいと思います。すごいヤツらですよ~。

イギリス出身の4人組によるアコースティック・バンド、Flook(フルック)です。

 

実は私は、2001年の初来日のときにフルックのライブを見に行ったんです。いやあ、あれはほんとに素晴らしかった!

それ以来 彼らのファンになり、アルバムは全部愛聴してきたんですが、2008年に彼らは突如として活動を休止してしまいました。

それから何年経っても、復活するような様子は見えません。なので、「もう復活はあり得ないだろうな~」と思いこんでいました。

ところが!

実はまさに今週知ったばかりなんですが、実は彼ら、2013年から少しずつライブを再開していたらしいんですよ! これを知ったときは懐かしさとともに嬉しさがググッとこみあげてきましたね~。

それでYouTubeで動画を探して観て、「いやあ、やっぱフルックはかっこいい!」と、またまた興奮しちゃったのでした。

 

そんな興奮にかられて、こうしてフルックを紹介してるわけですが、さっそくライブ動画を観て頂きましょう。

3枚目のアルバム『Haven(ヘイヴン)』より、『Road to Errogie』です。活動再開後の2013年の、比較的新しいライブ映像です。(最初にCMっぽい映像が入っちゃってます)

 

 

ギターのエド・ボイドが奏でる柔らかなアルペジオ。それに乗せて、2本の笛の音色がなんとも涼やかで美しいハーモニーを奏でていきます。きれいだなあ・・・

左端の女性がセーラ・アレン。アイリッシュ系の音楽ではふつう木製のフルートが使われますが、彼女はクラシックで一般に使われるベーム式と呼ばれるキーのフルートを使ってます。

右端にいる、まぶしい頭の(失礼)おじさまは、バンドのリーダー格のブライアン・フィネガン。彼が吹いている縦笛はロウ・ホイッスルと言って、穴が6個しかない簡素な構造の楽器です。息の強弱でオクターブの高低を吹き分けます。

 

このままどこまでも穏やかで美しい世界が続いてほしいなあ・・・

・・・と思っていると、2:30あたりで突如 曲が切り替わってりスピード・アップ! 会場も一気に ぐわーっ とヒートアップします。

ここで入ってくるタンバリンの親玉みたいな太鼓は、アイルランドでよく使われるバウロンという楽器です。これを叩いているのはジョン・ジョー・ケリー。

この映像だとわかりにくいかもしれませんが、彼はものすごい超絶技巧の持ち主です。たった革一枚の太鼓とバチ一本とで、驚くほど多彩な音色を作り出します。しかも複雑なリズムを、まったくテンポを乱さずにドコドコドコドコ刻みまくる。他のバンドなどにも、セッションミュージシャンとして引っ張りだこ。スゴイです!

左のセーラ姉さんは、いつの間にかフルートからアコーディオンに持ち替えてます。すっくと立つ格好が男前です。右のブライアンおじさんは一心不乱にロウ・ホイッスルを吹きまくってます。一心不乱なのに無表情なところがちょっと面白い(笑)

ああ、笛でこんなにエキサイティングな音楽をやれるんだ、という新鮮な驚きを感じさせてくれる映像です。

 

もう1曲、同じアルバムの中から『Astrian Way』という曲のライブ映像です。これは頭から終わりまでハイ・スピードです^^

 

 

フルックは楽器編成から曲の作りにいたるまで、他のトラディショナル系のバンドと違う個性を持ってます。

アイルランドの伝統音楽が根強く持っている「ウエットな印象」をあまり感じさせない、クールで現代的なかっこよさがあって、あまり伝統音楽とかフォーク・カントリーなんかに興味がない人でも楽しめるんじゃないかと思います。

フルック、興味があったらぜひ聴いてみてください。

 

今回紹介した曲を収録した3rdアルバム。現時点での最新作です。
(Amazonへのリンク付)

『Haven』 by Flook
2006年1月リリース
Flatfish Label

 - 音楽